身体の使い方改善のススメ
こんにちは。
タロウです。
あれだけ身体をデカくすることを勧めておいてなんですが、今回は身体の使い方のトレーニングをお勧めさせていただきます。
というのも、前回の投稿で書いた山トレでは毎回身体の使い方を中心にトレーニングしているんです。
今回は具体的なメニューというわけではなく、それらのトレーニングについての考え方について書いていきます。皆さんがトレーニングを組んでいくときの参考になればと思うので是非最後まで読んでみてください!
それでは行ってみましょう!
身体の使い方トレーニングに対する個人的考え
僕にとって身体の使い方を高めることは”今現在の身体で発揮出来得るパフォーマンスの最大値を追い求める作業”だと考えています。
それに対し、身体を大きく強くすることは”今現在の身体で発揮出来得るパフォーマンスの最大値を引き上げる作業”です。
分かりやすくRPGに例えてみましょう。
自分のレベルが50でレベルゲージのMAXが100だとします。身体の使い方を高めることはレベル100を目指す作業。それに対し身体を大きく強くすることはレベルのマックスゲージを120にする作業。
というのが僕の考えです。
身体を大きく強くすることのいいところはマックスゲージを高めるだけでなくレベルを少し引き上げてくれるおまけがあることです。しかもこの最大値を高める作業は若いうちしかできないそうです。
しかし、レベルゲージの引き上げだけをしていてもレベルMAXを実現することはできません。せっかくMAXゲージを大きくしたらそのMAXを追い求めてみたいですよね?これが身体の使い方を高めるべき理由なんです。
また、身体の使い方のトレーニングだけをやっていてもダメですし、大きく強くするだけでもダメです。どこかでレベルが頭打ちになってしまいます。若い選手は身体を大きく強くしながら並行して身体の使い方のトレーニングをするべきなのです。
なぜ山トレを始めたのか
ここ1年半で身体はだいぶ出来上がりました。ここまでの過程で身体作りへの知識も自信も付きました。
そこで、今度は自分の持っている身体の最大値を引き出したいと思ったわけです。
しかし、自分で自分の動きを見ることには限界があります。専門的な知識を持った人に見てもらう必要を感じました。
これが僕が”山トレ”をお願いしている理由です。
山さんからはよく
『君は身体のポテンシャルはあるんだけど全然使いこなせていない。伸び代だらけ。』
と言われます。
ポジティブに捉えれば出来ないことは伸び代です。毎回のトレーニングでこの伸び代が見つかるわけですが...。笑
目指すはジェームズ・ハーデン
実際に山トレでは
”綺麗な前傾姿勢を作り出すこと”
”体幹を安定させて四肢をよりリラックスさせて動かすこと”
を目指してトレーニングしています。
この2つを実現させる上でよくお手本にしているのがジェームズ・ハーデンです。
ハーデン先生の姿勢、動きをお手本にしながら柔軟性を出したり、身体の深層部へ意識を向けた身体の使い方をトレーニングしています。
内容としては、筋膜リリースやストレッチをして柔軟性を出した後にその可動域での動きを覚えさせたり、体幹部を安定させたまま四肢を動かすトレーニングといった地味なものが多いです。
また、力を入れる練習だけではなく、力を抜く練習をしたりもします。
力を抜く場合って全身抜くわけではなくて力を入れるべきところは入れておかないといけないので難しいんですよね。
そんなこんなで色々と試行錯誤しながら山さんにトレーニングをお願いしてます。
目指すはハーデン先生のリラックス感。
これからもハーデン先生を目指してトレーニングしていくのでどこまで成長できるか見守ってください。笑
実際はどんなトレーニングも相互に作用し合っている
分かりやすいように冒頭から”身体の使い方のトレーニング”と”身体を強く大きくするトレーニング”で分けて説明してきましたが、実際はお互いに影響を与え合っています。
ウェイトトレーニングを正しいフォームで行うことは強くなるだけでなく身体の使い方を覚えることにもつながりますし、その逆も然りです。身体の使い方を覚えることでウェイトトレーニングに生きることがあります。
例えば、デッドリフト。正しいフォームで行おうとするとかなりの柔軟性が求められますし、下肢はもちろん腰背部や胸郭、腹圧など意識するところは多いです。トレーニング初期で言えば、筋力が伸びなくてもともそれらを正しく動かすだけでより大きい重量を扱うことができます。すると筋力も後からついてきて...という好循環を生むことができるのです。
逆にデットリフトを正しく行おうとする過程で正しい身体の使い方を得られることもあります。そこが入り口になって自分の身体の苦手な身体の動かし方が分かり、そこを改善することでパフォーマンスが上がることは割と多いです。
山トレでは実際に、柔軟性を獲得するために可動域をきちんと出してウェイトトレーニングを行うことが多々ありますし、正しい姿勢でプレーするためだけでなく、正しいフォームでウェイトトレーニングを行うためにも身体の使い方のトレーニングを入れたりしています。
このようにどんなトレーニングも複雑に絡み合っているのです。
最後に
とにかく僕がここで主張したいのは、トレーニングと言えば『身体を大きく強くすること』だけが目的ではなく、『身体の使い方を高める、正しく身体を動かす』という目的のトレーニングもあるということです。どんなトレーニングも目的を決めないと思うような効果が出ません。また、どんなトレーニングをしている時も他の目的のトレーニングへアンテナを張っていると意外な気づきがあるということも覚えておいて欲しいです。
皆さん”レベル上げ”していきましょう!
コロナで思うように外出できない状況ですが、こうしたトレーニングなら自宅でもできることが多いはずです。自分で勉強するのもいいですし、僕のように専門家に聞くのも良いでしょう。この時期を成長するチャンスと捉えて今は自分の身体のポテンシャルを使い切れるようにトレーニングしていきましょう!
これを読んでくれた人が身体の使い方へ意識を向けるきっかけになることができれば嬉しいです。
では、また次回!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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📸by@ma76ball
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