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こんな時代だからこそ、コミュニケーションが武器になる?

緊急事態宣言が一部地域で解除され、6月移行、ようやく日本の生活が少しずつ元に戻ろうとしています。

ただ、それでも私たちの生活が完全に元通りに戻るかというと、私は戻らないと思っています・・・。

商売の仕方も、働き方も、これまで当たり前だと思ってきたいろんなことを見直さなくてはならなくなりました。とても不安な気持ちを抱えている人もたくさんいると思います。

では何が変わるのか。

色々ある中で私は特に「コミュニケーションのあり方」が変わると思っています。

1. そもそもコミュニケーションとは何か?

「コミュニケーション」という言葉は誰しも使う言葉ですよね。
でも、「コミュニケーションって何ですか?」と聞かれたら、どう答えますか?

顧客とのコミュニケーション、部下とのコミュニケーション、家族とのコミュニケーション・・・私たちは普段、生活の中で様々なコミュニケーションを使い分けています。つまり、「仮面」を使い分けているんですね。

使い分けていると言っても、意識することなくほぼ無意識に近い状態で、これまでの経験を基に、周りから仲間として認められ生き抜くために私たちは過ごしてきました。

が、コロナがその前提を変えてしまいました。

オンラインが中心になると、発信しない限り自分の考えや想い、振る舞いが他の人に伝わることはありません。

だからと言って、発信しなければならないのか? 発信しないと価値がないのか? というと人としての価値はそんな簡単に判断されるものでもありませんよね。

最近は発信しない人→意見なし→自分の考えがない→価値がないという考え方が強まっていることにやや危惧を感じます。それはあくまでビジネスの現場における特定の組織の価値観であって、人としてどうか、という話とは別なはずです。

何れにせよ、これまでと比較して「コミュニケーション」に対する捉え方やあり方がガラッと変わってしまう可能性があるということがポイントだと思っています。

そう言われると、このような方は自身のコミュニケーションを考え直す良い機会になるのではではないでしょうか。

・今まで自分のコミュニケーションに対する捉え方なんて考えたこともなかった・・・
・コミュニケーションの癖について考えたことはないな・・・
・自分のコミュニケーションが相手に与える影響は考えたことないな・・・

自分のコミュニケーションのあり方をより深く見直すことは結果的に周囲との関係性を見直すことにも繋がるはずです。

まさにこのようなプロセスを踏むのも「コーチング」の一つです。


2. コーチングを通じて「コミュニケーション」を見直す

コーチング=質問やフィードバックのスキルと誤解されますが、スキルはあくまで表面的なものであり、コーチングの本質は誰しも持っているはずの「ありたい姿」に少しでも近づくために人としての「あり方」を見直していく学問です。

物事の捉え方を見つめ直さずにコミュニケーションの質を変えることはできません。

例えば、私は大学まで体育会野球部に所属し、学生時代のほとんどを野球に捧げてきました。なので私なりに「体育会学生はこういうものだ」という体育会に対するイメージ(=捉え方)があります。

ではそんな私がもし、自分がそういった価値観/先入観を持っていることを自覚せず、新卒採用で体育会学生の面接官を務めたとしましょう。
最近では体育会学生でも留学やインターンへ参加することが当たり前になりつつありますが、私の時代ではほぼ有り得ないことです。

この場合、「体育会なのに留学してるのか・・・部活に対する情熱が足りないな・・・」なんて発想になりかねませんよね。

体育会に対する捉え方を理解できてさえいれば、「あ、今自分の価値観に引っ張られていたな。今は体育会のあり方も変わっているのかもしれない。もっと相手の人柄を引出そう」という考え方になるかもしれないですよね。
(この話はあくまで例です)

3.  コミュニケーションが武器になる

これからの時代、より多様な価値観が生まれ「当たり前」「常識」と言った言葉で周りの人を納得させることは難しくなります。

それぞれの価値観や物事に対する捉え方を互いに理解し合い、スムーズかつスピーディーに信頼関係を構築できるかどうかが重要になります。

もしこれまでコミュニケーションを学んだことがなかったという方、ぜひ一度こちらの記事もご覧ください。

少しでもコミュニケーションが武器になる、とはどういうことかを感じて頂ければ嬉しく思います。


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