パブロン、ベンザブロック、ルル、エスタック、ジキニン、改源 ブランド比較は意味がある!?効果は!?本当の選択軸とは??

薬剤師のRYUです。

涼しくなってきました。

今年は何といってもコロナウイルスによって生活様式が変化しましたが、再び冬が来るとインフルエンザにも気を付けないとですね。

そもそも、体調を崩しやすい季節になり風邪を引く人も増えてくる季節。今年に限っては当初、”コロナウイルス”の症状を見分けにくくなることを避けるために、解熱剤を控える”人も多かったかもしれません。

誤解を恐れずに言うなら、症状がつらいときは市販薬を含む薬を使用してよいと思います。風邪症状がでたら他者との接触を避けたうえで薬を服用し、それでも改善しない場合に次の対策に移るべきです。

★そもそも風邪薬とは?

風邪とは単に言えば急性上気道炎(普通感冒)で、ほとんどがウイルスによる体の抵抗(防御)反応によるものです。

そして風邪薬(感冒薬)とは、それぞれの症状を和らげる対症的な薬です。※原因のウイルス自体を減らすのではなく、現状状態の改善効果を期待したものです。つらい症状をやわらげ、その間に免疫力でウイルスを撃退するのを待ちます。

★風邪薬ブランド

各メーカーのブランドが展開されています。ブランド内の選択性は各社とても考えられていますが、ブランド間はどれがいいのか…よくわかりませんよね!(個人差があるのはもちろんですが、各社自身が他者と比較すると、なにやら面倒なことになるからなんです…)

★売り場の薬剤師も本音で言えないポイント

Q1.どのブランドがいいの?

A1.ブランドは好みです。ブランド内で症状に合わせたラインナップが展開されているので、ブランドこそ好きなものを選んでください。安心感のあるものを使うことが、えてして効果を感じられるものです。(誤解のないように、各社全て厚労省より承認を得ているので一定の効果を発揮することは間違いないです。

Q2.値段が高いほうが高効果?

A2.同じ役割を果たす成分にも多少の優勢順位があり、値段が高いほうが、まんべんなく症状をカバーする成分含んでいる可能性があります。ただし、必ずし高効果が保証されるものではありません。自分の症状に合ったものを選んだほうが効果感を感じられるかもしれません。

自分では判断できない場合は、薬剤師や登録販売者に相談してみましょう。

Q3.プライベートブランド(PB)品は買うべき!?

A3.品質としては承認を得ているため、同等の効果が期待できるといえます。薬はある種メンタルです。信頼できると思うものを買うことが、結果的に効果感をえられることに繋がります。

薬はハンバーグだと思ってください。お肉の種類、産地、玉ねぎの量、つなぎの有無など様々です。様々だけど、どれもハンバーグであることには変わりありません。どのハンバーグがおいしいと思うかは個々人次第!と同じ感覚と捉えるとわかりやすいかもしれません!!

Q4..漢方薬の風邪薬は効く?


A4.漢方薬こそ古からのオーダーメイド薬です。鼻水、咳、熱に合わせた処方がたくさんあります。あなた自身の体質にぴったりなものは漢方薬にこそあるかもしれません!

ただし、効果感は正直ベースの話、マイルドです。ただし、だからこそ引き初めに服用するのにとても意味があります。対症的ではあるものの、体の代謝、血流から働きかける意味では、化学成分の風邪薬よりもメリットがある部分もあります。こちらも売り場で相談することをお勧めします!

Q5. 風邪薬を飲んでも症状がよくならない…

A5.目安は1週間です。ほとんどの製品が製品1箱分ぐらいです。それでも症状が改善しない場合は迷わず病院に行きましょう。


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