情報の森を彷徨う
皆様こんにちは。
占い屋リュウノスミカ、占い師のKasumiです。
記念すべきコラム第一弾は、
「見えすぎてしまう事」について書きたいと思います。
さて、このブログもそうですが、私たちの日常生活にはSNS文化がすっかり根付いて来ていますよね。
皆様はこの怒涛のSNS時代をどう過ごされているのでしょうか?
タイトルにもある通り、今の時代は情報に満ち溢れ、パッと調べて欲しい情報がすぐに手に入れられる反面、見えない方が良い事、見たくなかった物などの情報もうっかり目に入ってしまうなど、
とにかく情報、情報、情報の世の中になってきていますよね。
個人的な見解なのですが、集団よりも個々が強調されてくるような風潮も相まり、
全てにおいて、
「自己責任」
という生き方を求められてくる流れがあるのではないかと私は考えています。
昔に比べて、他者との繋がりが希薄になり、個人での行動が主になりつつあるこの令和時代。
発達したSNS時代と相まって、あらゆる情報管理や情報の入手の仕方がインターネットに依存されつつあり、何かしら問題が起きた場合はインターネットを使い自力で解決法を探す事が多くなってきていますよね。
しかし、一度検索をすれば、溢れる情報、情報、情報…
「へぇ、こんな方法があったんだ!」
と感心できるようなものだけが出て来れば良いものの、気持ちが暗くなったり考えたくもなかったものが不意に出て来てしょんぼり…なんて事も出てきたりして、辟易されている方も多いのではないでしょうか。
玉石混交の情報が氾濫し、何が本当で何が嘘なのかも分からない、なんて事態に陥ったりしますよね。
まさに情報の森です。なんなら樹海です。
そしてうっかり見たくないものを見てしまっても、
「見てしまったお前が悪い。嫌ならインターネットやめろ」
なんて暴論がまた飛んできたりして、また更にがっかりしたり。
そんな経験、皆さんにはありませんか?
何せ情報が樹海の木々のように密集しているので、
「自分自身の考え」
というコンパスも使い物にならなくなる時だってあると思います。
探し物をしているうちにいつの間にか迷い込んだ先が樹海で、更にコンパスは使い物にならず、
助けを呼んでも、
「迷い込んだお前が悪い。最初から探し物なんて諦めればよかったんだ」
なんて言われたときにはもう。
「いやいやいや!!そんなん言ってたら何もできないじゃん!!」
と、私も日々憤慨していたりします。
そんなときに私が意識しているのは、
「木を見て森を見ず」
という事。
本来なら、
「小さい事ばかり気にしていて全体が見えていないぞ!」
というネガティヴな諺ですが、昨今の風潮を鑑みると、逆に捉えても良いのではないかなぁと思っております。
例えばなのですが、占いやスピリチュアル界隈でよく聞く「風の時代」というワード。
主語がかなり大きい言葉なので、聞いて想像するだけで途方もない気持ちになったり、
いまいち現実味が湧かなかったりしますよね。
例えば、この「風の時代」というワードを「森」に当てはめるとすれば、
個々の運気や運命、考え方や在り方を「木」として見ると分かりやすいかと思います。
「全体を見すぎると疲れちゃうから、まずは小さい所から手をつけて行こうね」
と私は皆さんに伝えたく思います。
森を見ると先が見えずにどちらへ進めば良いのか分からなかったり、自分の行き先が漠然としてしまったりしますが、
目の前にある木を目印として少しずつ進んでいけば自ずと行き先も見えて来るのではないでしょうか。
全てにおいて「自己責任」という時代に私たちがいるならば、
周りの事は一旦置いといて、
「自分がどうしていきたいのか」
「自分の生き方はどんなものなのか」
をまず見ていけば、何かトラブルが起きたとしても気の持ち方も変わるはず。
この辺りを明確にしていく事で、情報の森を渡り歩くための「自分自身の考え」というコンパスも機能してくると思います。
そして占いはこの「自分自身の考え」をクリアにする事が得意なツールです。
迷った時、悩んだ時、疲れた時はぜひ、ご相談くださいね。