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状況が一変してしまいました。

日本に帰国した際は6日間の警察学校で監禁となり、けどそのあとは2月いっぱい東京を毎日のように動き回り、1年ぶりにお世話になった先輩方や友達、そして今回の帰国の目的でもあった5月に更新になるVISAのためのサインを頂きに伺ったり、アメリカでは手に入らなかった旧日本陸軍の舞台の衣装を探しに行ったりとあっという間の1ヶ月を過ごしました。

改めて日本でお時間を作っていただいた先輩方、監督、社長、そしてガキの頃から変わらず応援し支えてくれている友達、家族に感謝いたします。
本当に素晴らしい時間をありがとうございました!

さてこの日本滞在の1ヶ月間で散々飲んで食べて2〜3キロおそらく太り、けど帰国時に必ず行う人間ドッグでは素晴らしく健康と医師に診断されさらになんと0.3ミリ去年より身長が伸びた状態でNYに戻ってきたのですが、帰国直前にとんでもない事態になり状況が一変してしまいました。


ロシアのウクライナ侵攻



ロシアに詳しい学者ですら警戒はしていたもののまさか今の状況下では起きないだろうと考えていた戦争が2月末に起きてしまいました。

世界中でこのプーチンによるウクライナ侵攻は非難され、このNYでも先日タイムズスクエアでウクライナ侵攻への抗議活動と支援活動への呼びかけがありました。

2月24日タイムズスクエアで行われたウクライナ侵攻への抗議活動

本当にここ最近は毎日朝起きてすぐにスマホを開いてニュースを見て、最悪な事態が起きていないか、戦争による犠牲者が出ていないか、一刻も早くこの戦争が終結してほしいとそんなことを祈りながら日々過ごしているのですが

今回僕が書いた特攻隊を描いた脚本は当然『戦争』に向き合った話になっていて、自分でも今起きている事とビックリするくらいリンクする部分が沢山あり、自分の作品を読み返す度に、この本の中で起きているようなことが今ウクライナでは現実に起きていると思うと心が痛くなり、同時に怒りの感情も沸き上がってきます。


自分には一体何ができるのか


この戦争が早く終わってほしいと願う世界中の人々が
一体自分には何ができるのか
考えていると思います。
戦争反対!ってSNSで訴えたって何が変わるんだ
と思う人もいると思います。
SNSやニュースなど情報が錯乱する中で
何が本当の情報なのかそれを見極めることは難しいですが

一人一人が考え自分にできることを見つけることは重要だと思います。

そこに答えはないと思います。
金銭面で支援する、デモに参加し自分の声を届ける
仲間や家族と話し合う、作品を作る
いろんなアクションができると思います。

僕は7年前から構想を練り始め昨年末第一稿を書き終えた作品がたまたま戦争をテーマにしていた作品だということもあり
僕はこの作品を世界に届けることが今自分ができる
一番大きなアクションだと思っています。

今起きているウクライナでの戦争が終わったとしても
世界にはそれよりもっと前から何年も続いている戦争があるし
これから先また違う国で戦争が起きるかもしれません。

戦争はどんな理由があれ絶対悪です。

だからこそ今自分たちにできることを考え小さなことでもいいからアクションを起こすことがこの地球に生きる僕たちの義務なんじゃないかなと思っています。

1日も早く戦争によって犠牲になっている人々が安心して眠れ、希望を持って朝目覚めることができる日が来ることを祈っています。

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