見出し画像

スケジュール決まってないとほんと時間食いつぶすって話

「スケジュールがたっぷりあったらいいのに!」

何度そう思ったことか。しかしありあまるスケジュールまたはスケジュールなしの仕事を与えられたら人はどうなるか?

その仕事は見る見るうちにあなたの時間を食いつぶす。気がつけば何の成果も出ないまま時間だけが過ぎていた、なんてことになる。どうしてこうなってしまうんだろう?

スケジュールに余裕がありすぎると人はどうなってしまうかを書く。

100点満点を目指そうとする

いつまでに、という期限が決まっていないと人は100点満点を目指そうとする。なぜなら100点満点じゃないと自分が気持ち悪いから。その自己満足のために、0→80点までに使った以上の時間を使って80→100点にしようとする。しかし世の中に100点満点などない。

せっかくだからあれもやっておこう、ここも気になる、やらなくてもいい気がするけどこれもやったほうがいいかも...まだまだ時間があると勘違いしてやらなくてもいいことをやってしまう。終わりのない100点を目指してどんどんどんどん時間を食いつぶしていく。

人に聞けなくなる

スケジュールが決まっていない=人の仕事より自分の仕事の優先度が低くなる。だからわからないことを人に聞けなくなる。「あの人忙しそうだし、まだ時間あるし、自分で考えてみよう」という思考になる。自分で考えてもわからないものはわからない。時間だけがどんどん過ぎていく。時間が経つにつれて「まだそんなとこで悩んでいたの?」と思われるのが怖くなってきて、さらに人に聞くことができなくなる。

眠くなる

スケジュールが決まっていないと脳が「まだまだ大丈夫だよ〜」って言ってサボり始める。思うように働いてくれない。仕事とは全く別のことを考えて上の空になったり、眠くなったりする。

まとめ

「人は」とか言ってるけどこれって全部自分の実体験から書いた(特に若い頃はこんなんばっかり)。

長く働いているとスケジュールの立て方が上手くなってくる。自分にとっての程よいスケジュールがつかめてきて、程よいテンションを保ったまま仕事を進めることができるようになる。

「何をするか」ではなく「何をやらないか」を考えるようになる。「どうすれば作業スピードを早くできるか」ではなく「この期間でできるクオリティはどのくらいか」を考えるようになる。

スケジュールを立てるコツは、タスクを小さく分割していって計画することだと思う。例えばプログラムを作る場合「全部完成させるまでに6日間」というスケジュールを立てるとなんだかたくさん時間があるように見えるけど「設計2日、コーディング1日、単体テスト1日、結合テスト2日」と細かいタスクに分けると意外と時間がないことに気づく。

プログラムを書くSEやPGは最悪体裁がどうであろうとプログラムが動けばその仕事に区切りをつけることができるけど、デザインを考えるデザイナーの人は完成に終わりがないので区切りをつけるのが難しそう。だから作品の完成度で区切るのではなく、時間軸でスケジュールという区切りをつけるという仕事のやり方がエンジニア以上に重要な気がする。

上手く付き合えば、スケジュールは自分を追いつめる恐ろしいものではなく、自分を動かしてくれる便利なツールになる。

#エンジニア #プログラマー #デザイナー #デザイン #時間管理 #スケジュール #仕事術

スキとかフォローとかしてもらえたら僕は幸せです。