一皮剥けたケチになろう
私の本質の1つは「ケチ」だ。これはコンプレックスでもあったが、パラダイムシフトによって合理的で誇らしい特徴になってきた。
もともとケチになったのは比較的ケチな家庭で育ったからだと思う。三人兄弟の末っ子で、服やオモチャのお下がりは当たり前。楽しい家族イベントの記憶もあまり無い。高校生になっても小遣いはなく、経費は申告制だったが遊びには満足できるほど貰ったことはない。貧乏では決してなかったが、周りの友達と比べたとき惨めに感じたことは多かった。高給取りと言えない父と専業主婦の母が