龍神と繋がる旅『魂の宮古島 その⑤』(365日チャレンジ1日目)


「さあ!封印を解くよ!」


封印を解くのに必要なことは
私にはさっぱりちんぷんかんぷん

ただ 指定された場所にお供えを置き

「ここに水を撒いて・・・・それから ここも」


と。ともさんの指示通りに言われたことを実行していきます。


「この鉄板の下に龍神が封じ込められてるんだ・・・」


本来なら水の流れる場所。
今は水たまりに近い有様な場所に
不自然に建てられた石碑。

暗く不気味な空気が周りを漂い・・・・
って 私が勝手に感じていただけで。

ともさんは慣れているのかとっても明るい!

るんる~ん
みたいな(笑)

準備が整ってほどなく
ともさんの祈りが始まりました。

私たちも 封じ込められた龍神へ
愛していること。感謝していることを祈ります。
(それしか出来ないしw)

どれくらいの時間が経ったか。

短かったような 長かったような。

祈りの時間は 感覚で終わります。

「凄かったね!バーン!ってもの凄い音で龍神さん出てった!」

「うん♫ 一気にきたよねー!」
「あのエネルギーを封印するの大変だったんじゃない?」


うぉ~・・・・・みんなスゲー・・・・
私、まったく なーんにも感じなかったよ。

ちょっと寂しいなあ~。
みんな何かしら感じてるのに
私の集中力が足りないのかな。
泥臭い人間の煩悩の塊だから?

それから 洞窟のさらに下。
本来なら水が流れていた場所に向かって
同じように祈りを捧げます。

私たちは石碑からの邪魔が入らないように
石碑を四方に囲んで座ります。

カサカサ。。。。。

カサカサ。。。。。

私の左の足下から
枯れ葉が落ちるような、こすれるような音が聞こえます。


何か ゴミか枯れ葉が風で飛んできたのかな?


ともさんから
「感じた事は何でもいいから言ってね」
そう言われてるけど

こんな足下のカサカサ。
ゴミじゃないかな。
恥ずかしい。
こんな事しか気付けない。


みんなはそれぞれ感じた事を話します。

私は


黙っていました。

「地底人が呼んでるー。下へ来いってw」

でも降りられないよね?
結構な高さあるし・・・・

「右に細い筋があるよ」

なみさんが指さします。


「やっぱ行かなきゃ駄目か~。
道まで見つけちゃったもんね^^;」


ともさんは そろりそろりと
下へ降りて行きました。


「うん うん わかった」
何かさんと会話をするともさん。

「ここで踊って歌って欲しいらしいので奉納するね~」

地底人からのご要望があったようだ。

私はただ 祈る。


そして その時 視たものは
あまりに不思議な光景だった。


あれはいったい・・・・


なんなの?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?