「昭和」長渕剛
中学1年だった。
小学校の卒業式の謝恩会で長渕剛の「乾杯」を歌った。
当時、流行っていただろうし、ぼくも好きになった曲だった。
今でも言わずもがなの時代を超えた名曲だ。
そして長渕剛の過去のアルバムまで聴き漁るようになるのはもう少し先のこと。
Wikipediaを見ると当時LPも発売されていたようだが、ぼくはCDを買った。
これが最初に買ったCDだ。
正直、どのくらい聞いたかは覚えていない。
小樽の商店街を歩いていて、レコード店の店頭に陳列されていた。
なんだか衝動的に買ったように記憶している。
そして「自分で初めてCDを買った」と高揚した気持ちは未だに覚えている。
最近ではCDを買うことは少なくなった。
買ったとしてもAmazonで配達されくる。
レコード店で買った最後のCDはHi-STANDARDの「ANOTHER STARTING LINE」だ。このときもなんだかときめいた。
こうして書いてみると子どもたちにも、同じようなワクワクを体験させてあげたくなる。
いまはサブスクリプションサービス全盛なので、買う行為すらなくなってしまった。
音楽はいつでもどこでも手の中にある。それも良いことではあるけど、手に入れに行く感覚ってもの良い。
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