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夢にフタをした自分からぬけだしたい

「どんな仕事やってるの?」

「えーっと、縫製工場に勤めてるんですけど、僕はミシン使えなくて、職人のサポートをやってる感じです。裁断とか縫い上がった物の仕上げとか。あと、ときどきデザインやらせてもらったり、文章書いたりしてます」

僕の自己紹介のお決まりのパターン。

「〇〇です!」ってものがない。

それが悪いことなのかまだわからないけれどとにかく長ったらしいな、というモヤモヤが自分の中で成長中──。


・・・


こんにちは!

オンラインコミュニティ「前田デザイン室」27期の山瀬ま・・・じゃなくてリュウです。定着する気がしない。

「前デ」は現役クリエイターも、クリエイターになりたい人も、デザインや表現が好きな人も入れるコミュニティ。元・任天堂デザイナーの前田高志さんが代表です。詳しくはこちら


このたび、そんな前デのプロジェクト「ぬけだ荘」に参加することを決意しました。ここでは、なぜ参加しようと思ったか、自分は何から「ぬけだし」たいのか、思いをつづっていきたいと思います。ぬけだ荘の概要はこちら



あらためて簡単な自己紹介をさせてください。

大阪の小さな縫製工場で働いています。前述の通り、職人たちのアシスタントです。パターン(型紙)に合わせて生地を切ったり、アイロンを使ったり、縫い以外の作業全般が担当です。

デザインの内容は、自社で作っている帽子やバッグ、雑貨に入れる刺繍やプリントなど。それらを梱包する簡単なパッケージや、名刺のデザインも。


仕事量の割合は、

縫製助手 95:デザイン 5

といった感じです。



何がしたくて転職したんだっけ?


もともとローカル紙の記者でした。

取材と執筆の日々は楽しかったし、やりがいもありました。就職して数年経っても、物作りや「手に職をつけること」への憧れはくすぶっていました。そんなとき、好きなメーカー(自社ブランドを知っていた)が求人しているのを知り、飛びつきました。

大阪に来てもうすぐ4年になります。


大学時代、プレゼンでillustratorをほんの少しかじり、就職して地元にいたころは自分の音楽イベントのフライヤーを作っていました。今の会社では2,3年前から、少しずつ「こんなのやってみ」「アイデア出してみ」とデザイン業務に関わらせてもらっています。

小規模のメーカーではあるけれど、社長を頼ってくる人の中にはアパレルの第一線で活躍されているデザイナーさんもいます。僕が彼らと直接触れ合うことはほとんどありませんが、その目に自分の仕事が触れるのはありがたいし、モチベーションも高まります。

「こんなアイデアなら『おっ』と言わせられるかな」とか考えながら手やアタマを動かすのは楽しい。毎回のようにコテンパンにやられますが。


「本業」である縫製助手の作業はというと──

不器用すぎて、初めは本当に毎日落ち込むくらい苦労しましたが、さすがに慣れてきました。でもなんだかモヤモヤを感じる日々。


このままでいいのかな?


縫製作業をスムーズに進めるには、助手の働きが不可欠です(自分自身の動きはまだまだですが)。会社のメンバー構成が変わるなど、よっぽどのことがない限り、今のポジションは変わらないだろうな。そんな考えは日増しに確信に・・・。

あれ・・・もしかして万年助手なのか・・・?

もちろん好きな物を作れている今の仕事はやりがいがあるし、誇りもある。


それでもこれが百パー理想と言えるだろうか?



このまま進んだ自分は10年後、何をしているんだろう。



・・・


フタをしてた夢を見つめ直す


そんなときに入会を決意したのが前デでした。きっかけはいくつかありましたが、オンラインイベントが盛んになったこの時期に入れたのは幸運だったと思います。

前田さんやメンバーのみなさんの活動、言葉に触れるうち、

「いつかはデザインの仕事をメインに」

そんな思いを抱えていた自分に、やっと気づき始めました(そこに至った経緯はまたきちんと書きたい)。


そもそも自分はデザインや商品企画に興味があったはず。なんで目を背けていたんだろう?

失敗が怖いから?

挫折したくないから?

尊敬する人に「デザインは水モノ」って言われたから?

今の業務にプラスして働くのはしんどいから?

全部だと思う。笑われるのが怖いし、自分の無力を思い知るのが怖い。



それでも。

納得できる自分になりたい。だから言い切りたい。やっとそう思えました。

自分に足りていないのはスキルや経験以前に覚悟だ。


「デザイナーになる!」


じゃあ、どんなものを作る人になりたい? 自分のどんな経験が活かせそう? なんで「デザイナー」なの?


・・・


まだ恥ずかしいくらいぼんやりとした目標だし、課題も山積みです。ここから楽しみながら解像度を上げて、何に取り組むべきかはっきりさせていきます!

応援し合える環境がうれしい。

ぬけだ荘の入居者のみなさんと頑張ります!


言っちゃったゼ!


(管理人さん、投稿遅くなりすみませんでした。これからよろしくお願いします!)


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縫製工場で助手として働いています。 ときどきデザイン。まれにライター。 帽子やバッグのデザインから量産まで。それに伴う企画やデザインも取り扱っています。 プロフィール写真は、尊敬するデザイナーさんが指示書の端に描いてくれた似顔絵です。