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【充電期間 731days 49day 】私たちは悟りを開いた

数ヵ月ぶりに十年来の友人とランチ。彼女の誕生日が8/4なので少し早めのプレゼントと共にお昼はローストビーフ丼がお勧めのお店に。初めてローストビーフを食べたけどびっくりするほど美味しかった!

ねぎ塩レモンとおろしのローストビーフ丼

レア系の肉類はあまり好きではないので、これまでローストビーフは機会があっても敢えて選択せずにきたけど、試しに食べてみて良かった。これは本当に美味しい!肉類=鶏or豚肉で来ていたけどたまには牛も良いかもしれない。

ランチの後は近くのショッピングモールをうろうろして、モール内のカフェでおしゃべり。薬を飲むようになってからは舌ロック現象もほぼなくなり、楽しくおしゃべりができてとても嬉しい。

とは言えそれでも多少は仕事の愚痴もちらほら出るもの。けれどそれに対する私たちの心構えが以前より鷹揚になっていることが判明。

例えばどんなに理不尽なクレームだったり我儘な相手であっても「夏で暑いからイライラするんだろうねー」とか「後ろに人が並んだらまあ焦るよねー」みたい(2人とも対人系の仕事)な感じで自然に考えるようになってて、相手の未熟さや様子のおかしさを糾弾するレベルは過ぎたみたい。

私は10年、彼女はそれ以上長年同じ職種でやってきているから、多少のクレームや理不尽な言いがかりは要点のみ押さえて聞き流すスキルが標準装備された模様。直接/間接対応と形は違えど2人とも接客という部分は同じ。

そんな感じで仕事の話を互いにしていたら彼女から↑の台詞。そうかこれが悟りか…確かに応対で仕事とは関係ない、私個人に対する言いがかり(話し方が気に入らない/人格が悪い:電話でそこまで分かるものかね…)等、明らかにこちらを傷つけようとする悪意ある言葉を投げられても心がささくれ立つようなことはここ暫く無し。まあそれよりも思うように話せない、っていう悩みで手一杯だったって所もあるんだけど。

やっぱり気のおけない友達と過ごす時間は楽しい。しかも踏み込むラインが互いに丁度良い「きちんと相手を気遣える親友」レベルだから、踏み込みを全部許したぐだぐだな「長年の付き合いなんだから言わなくても察してよ」というような甘えがない。互いに自立した大人な親友の形。だからこそここまで長く付き合っているんだと思う。

逆に中学からの親友は全ての踏み込みを許したからこそ、自分が上手くいかなくなるとこちらに全部ぶつけてきたり、折角会っても誰かの悪口ばかり言ってたり機嫌の悪さをそのまま引きずって雰囲気を悪くすることがあったから、大人になってからは次第に会わなくなり自然消滅。

学生時代は何となく何でも言い合える彼女みたいな人が一生ものの友達になるんだろうな、と思ってたけど付き合いの長さに甘えて努力をしないとどんなに仲が良くても駄目になることを理解。簡単に言えば「相手の優しさに甘えてばかりではいけない」ってこと。

たまに元親友についてどうしてるかな?と思うことはあるけど別に会いたいわけじゃない。多分また会ってももう昔と同じテンションでは話せないから。

市内から私が一人暮らしをしていた家まで2時間半くらいの距離を話しながらダラダラ歩いて帰ってもそれでも話が尽きなかったくらいの相手なのに、今ではメールはおろかラインIDがあるかどうかすら知らない。壊れる時は本当にあっさり壊れる。

だから今後も仲良くしてゆきたいと願う友達の誕生日なら、喜んでくれるって分かっていればプレゼントだって多少は奮発するし、メッセージカードもしっかり書く。お祝いランチならこれまで仲良くしてくれてありがとうの気持ちを込めてご馳走したい。ご縁はお互いの努力と気遣いで続くものだから。

途中から友達のあり方的な話に脱線したけどまあいいか。明後日は職場でも仲の良い友達と3人で会う予定。そこから2日経てば徳島ひとり旅。美術館と動植物巡りと徳島グルメを堪能しよう。晴れるといいな。


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