「ビジネスセンス」を爆上げさせる、シンプルなフレームワーク
この記事を読んで欲しい方
・上司に「ビジネスセンスがない」と言われてむかついた方
・部下に「ビジネスセンスがない」と言ったが実はビジネスセンスとは何かを説明できない方
・自身のセールストークを相手の脳みそに記憶させたい方
この記事を読むと・・・
・ビジネスセンスを磨く術を知れる
・ビジネスセンスを誰かに説明できる
・自分の言葉を相手の脳みそに記憶できる
今回は、ビジネスはもちろん日常でも使えるスキルですので、ぜひ最後まで読んで「ビジネスセンス」を磨きまくってください!
1.センスとは
【結論】センス=感覚刺激スキル=見えないものを見せるスキル
センスとは感覚刺激スキルであり、見えないものを見せるスキルです。
では、感覚刺激スキル(=見えないものを見せるスキル)とは何か?
例えば・・・
以下のAとBの図を見比べてください。
間違いなくBのメッセージの方がおいしい唐揚げをイメージでき、感覚が刺激されたと思います。この刺激に対する反応を「脳内発火」といい、見えないものに興味をそそれられる(=記憶)要素となるのです。
つまり、目から得る情報を正直に伝えるのではなく、感覚を刺激して相手にイメージを作らせることがセンスなのです。
2.脳みそが記憶したい言葉
では、目に見えないものを見せるにはどんな言葉が相応しいでしょうか?
【結論】ものごとを正直に伝えるのではなく、「共感」を伝えるべし!
「共感」を伝えることは重要ですが、1つ大切なポイントがあります。
それは、TSA (Two Step Ahead)thinkingです。
分かりやすく言うと、「二歩先のイメージを伝える」ということです。
唐辛子を例にとって説明していきます。
順を追って説明するために、まずOSA(One Step Ahead)thinking(=一歩先のイメージ)(右上)から説明していきます。OSA(One Step Ahead)thinkingは商品そのものから理解できるイメージです。
唐辛子を見た時に、あなたは「赤い・辛い」はまっさきにイメージするでしょう。仮にこれらのビジュアルイメージを盛り込んで、「とっても辛くておいしい唐辛子」と客に伝えても、記憶に残らず売れないでしょう。
一方でTSA (Two Step Ahead)thinkingの場合は以下のようになります。
この場合、脳内で、「汗が滝?、ダイエットによさそう」というイメージになり唐辛子を買った先のイメージ(汗が滝のようにでて、痩せてる様子)を想起させることができます。つまり脳内発火が起き、記憶に残りやすくなるのです。
このように、二歩先のイメージに比喩を交えて発信することが相手の脳に自分の商品を記憶させることに繋がるのです。
現代は、買い手の数よりも売り手が多い時代で、新商品を出してもすぐに同じような商品がでてしまい差別化が困難です。また、SNSの発達により消費者は「商品比較」をしてから購入を決断します。だからこそ記憶に残る言い回しがめちゃくちゃ重要となるのです。
3.ビジネスセンスの鍛え方(今から活用できる!)
では、この記憶に残る言い回しはどうすれば出せるのでしょうか?
【結論】VCIMフレームワークを使えばセンスは今から磨けます!
日本ではなじみがある明太子をアメリカで大ヒットさせた事例を使って、このフレームワークの使い方を説明していきます。
海外販売当初、名前など気にせず販売していましたが、全く売れなかったそうです。
ここで、VCIMを使ってセンスある言い回しに変えていきます。
①V・・商品の言語化をします。(たらの卵=Cod egg)
②C・・何を想像しますか?(外人:「グロイ、まずそう」
③I・・これを改善する言い回しは?(高級・おいしい)
④M・・改善を別の表現にする
(高級⇒キャビア、おいしい⇒スパイシー)
実際に、「博多スパイシーキャビア」で販売したら、NYでヒットを生んだそうです。(ものは言いようとはこのこと!)
この順番通りに考えればセンスは必ず鍛えられます!!
4.まとめ
今回は、
①ビジネスセンス=見えないものを見せるスキル
②「共感」を伝えることが相手の脳みそに記憶させるポイント
③「共感」を生み出すVCIMフレームワークを使いまくる
についてご説明しました。
フレームワークがあれば、考える負担が減るのと同時に「思考が前に進む」楽しさを味わうことができます。
皆さんもぜひ活用してビジネスセンスを磨いていきましょう!
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