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この目では見えない世界への道のり

目に見える世界と目に見えない世界がある
そんなことを生きている間にどこかで感じたことはありますか?

私がそれを感じながら霊知という才能を得たのはおそらく2年ほど前。
43歳の春だったと思います。
(子供の頃から霊感はあったけれど、いつの頃からか、そんな世界のことはすっかり忘れていました。)
霊知とは、霊的なエネルギーを感じたり言葉のように受け取ったりすること。
今私は、その霊知という才能を、ヒーラーというお仕事でこの世界に循環しています。

まずはそのことを簡単に説明します。

目の前にいるヒーリーが、私に悩みを打ち明けてくださっている。そうすると、その悩みや様々なネガティブなエネルギーとなっている本人も忘れてしまっている本当の原因を、私は霊知により知ることができます。それは、イメージとして見ることもあるし、心にメッセージのように伝わってくることもあります。霊知として知ったら、その方にとって不要なエネルギーを祓いながら、そのメッセージをお伝えます。
エネルギーを祓うことも、私に与えられたお役目でもあります。(これはおそらく、3年ほど前に起動しました。)
ネガティブなエネルギーを祓ってからお伝えすることで、その方のエネルギーの変換がスムーズになり、そのステージで必要な学びを進めることができるのです。

私のお話を簡単にしますね。

私は霊的な世界に生きるようになる前、長いこと介護業界で身を粉にして働いてきました。
二人の子供がいますが、産休育休も1年ずつだけで、とにかくずーっと働きました。
なぜなら、夫さんがずっとある資格試験に明け暮れていたからです。働いてはいましたが、仕事と資格試験の勉強以外は自分の役割ではないと思っているようでした。
そんな、モラハラな役割の夫さんに、自己犠牲しか知らない私は、精神的にも肉体的にも協力を得られるはずがなく、子育ても近所付き合いや保育園や学校での付き合い、役員や親戚付き合い、全て全て一人でして、尚且つケアマネージャーとして仕事でも自分のできる限り周りのために生きました。
私さえ我慢すれば全てうまくいく。それがこのステージにいる私の思い癖でした。

そんなある日、突然にがんになりました。
悪性リンパ腫 ホジキン病。日本人には10%ほどしかいない血液の癌です。
骨髄で作られる血液には問題はないのですが、リンパのどこかでガン化してしまう全身のがん。
小学生と就学直前の子供二人を抱えて、夫は子育てや家事に慣れてない。はてさてどうしようかなと考える余裕もなく、それでも自分が病気になって良かったと思いました。私さえ頑張ればなんとかなるし、私が死ぬ方が気が楽だとも思っていたのです。(これもまた、自己犠牲の真髄ですねw)

しかし、そのようなステージ変換のための強制終了で、例えガンだとしても命を落とすことはありません。
私は辛い治療も乗り越え、辛い副作用も乗り越え、寛解を迎えることになります。
髪の毛は抜け落ち、口は口内炎だらけ、放射線治療で喉は激しく炎症を起こし、食べ物はほとんど喉を通らない日がしばらく続きました。治療は本当に辛く、様々な意味で、私はこの時に一度死んだと今は思っています。

それでも私は、そのステージチェンジのチャンスをまたスルーして、その数ヶ月後には再びケアマネージャーとして職場に復帰しました。(自己犠牲ケアマネですwww)そしてしばらく安定剤を飲んだりしながらこのような状態をたっぷり味わうことにあります。42歳で突然開眼し、仕事を辞めるまで。

あれもこれも全て私が映し出した鏡。
私自身が自己犠牲をやめて次のステージへ進むために用意された出来事や登場人物だったのです。

全ては魂の成長のため。
そして
私が私自身の才能を起動し、生きる意味を腑に落とし、まっすぐと進んでいくための出来事なのです。

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