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価値を生み出せる考え方

こんばんは。りょうへいです。

今日は、価値を生み出せる考え方についての私の考察を書いていきたいと思います。

一言で価値と言っても、何が価値かは人によって全く違います。

例えばおばあちゃんがどうしても欲しい演歌歌手のチケットは、若い世代の人で欲しい人はあまりいないはずです。

逆に言えばおばあちゃんからしたら若手ロックバンドのチケットなんていらないでしょうし、私もプリキュアのステッキがいるかと言われればいらないと答えます。

そこで少し考えて欲しいのですが、買うものの中で「自分が一番いらないもの」ってなんだと思いますか?自分が一番欲しいものではありません。一番いらないものです。

なんでも良いです。プリキュアでも良いですし、演歌歌手のチケットでも良いです。

もしそれが思い浮かんだら次は「どうやったらその商品が欲しくなるのか?」ということを考えてみて下さい。

欲しいものは身を持って「欲しい」を体感しているので、頭で感がなくても欲しい理由が湧いてきますが、欲しくないものを欲しくなる心理は自分ではよく分からないし、理解するまでに背景、欲しい理由など、相当頭を使っていくはずです。

私は、この作業は、営業やマーケティングにおいて、価値を生み出す上で非常に重要だと考えています。

理由は大きく二つあります。

1、自分が欲しいと思わない(思えない)ものを売るのは非常に困難だから
2、相手の心理を理解することできっかけをつかめるから

以上の2点です。

職業柄営業の方とはよく会うのですが、売れる人に共通することは、「商品を自信を持ってオススメしている」ということです。
逆に成績があまり良くない方は、「こんなもの買う人いないでしょ」と思いながら売っています。

悪徳商法や、価値に見合わない値段のものであれば話は変わりますが、大抵の場合は、本当に買う人がいなければ、とっくにその会社はなくなっているので、売れないと思っているのはあくまでも自分の主観にすぎないのです。

それをその人がなぜ欲しいのか、自分で考えられない人は、価値を生み出すことは困難です。

逆にきちんと欲しい理由を考えている人は、相手に対してきっかけを作ることが出来ます。

おばあちゃんがチケットが欲しい理由を、おばあちゃんより欲しくなってみることで、おばあちゃんも気づかなかった言葉で表現出来れば、おばあちゃんがチケットを買う理由の決め手となることも十分にあり得ます。

自分が一番欲しくないものを欲しくなる理由を考えるのは、相当困難ですが、やってみることで、価値を生み出す考え方にかなり近づけますので、ぜひやってみて下さい。

ちなみにこの学びは、この本から得たものです。

エスキモーが氷を買うとき 著 ジョン・スポールストラ

もともとマーケティングの本ですが、営業の人にも十分役立つ内容であると考えています。

時間がある方はぜひ読んでみて下さいね。

価値を生み出す時に、自分のやりたいことを考えることも大切ですが、同じように自分が一番理解できない考えに触れることもまた重要であるということを学びました。

そのことを考えれられる人は、きっと価値を生み出せる感が方が身についていくと思いますよ。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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