経営哲学の神様

こんばんは。りょうへいです。

少し立て込んでいたやるべきことを終わらせるために少し投稿が遅れました。

おそらくこの投稿は12時までに書けない…

毎日投稿は元々寝るまでと決めていたので12時に間に合わなくても良いのですが、やはり連続投稿のあのバッジをもらえると思うと少し寂しい気分です笑

さて、今日は稲盛和夫氏の【生き方】についてのご紹介をさせて頂きたいと思います。

京セラの創業者としてお馴染みの稲盛氏ですが、稲盛氏の人生哲学が詰まった本がこの【生き方】です。

稲盛氏は仏門に入っていて、考え方が非常に仏教的です。

それが古いと感じる人もいるかもしれませんが、一方で稲盛氏の考えは非常に普遍的なものがあるのです。

・強く思い、実現を信じて前向きに努力を重ねていくこと。それが人生においても、また経営においても目標を達成させる唯一の方法である。

・懸命に働いて、まじめに仕事に打ち込むことによって、精神的な豊かさや人格的深みを獲得することができる

・利他の精神を忘れない。他の人のために働くことが必ず自分に返ってくる。

稲盛氏の哲学はこのようにまとめることが出来ます。

また、このような働き方が人生の充実度を高めると稲盛氏は信じており、それが経営にも表れています。

このような価値観は、ともすれば現代にはあまり見られないようなものかもしれませんが、彼は大きな志のもと、利他の精神で働き続けることで、その地位を不動のものとしました。

私は、稲盛さんのような方は次世代にこそ必要な人財なのではないかと考えています。

胡散臭いものがはびこる中で、大きなもののために私心を捨てられる経営者はそう多くはありません。

また、飲みニケーションを推奨するなど人間的な部分も多分にある方です。

日本航空が窮地に陥った時、稲盛さんは日本のために社長に就任することを快諾しました。
当時の年齢が既に70歳をすぎていたことを考えると、彼は死ぬまで公の人としての使命を忘れていなかったのだと思います。

今、稲盛和夫さんや、松下幸之助さん、本田宗一郎さんといった、昭和の伝説の経営者のような人をあまり見なくなりました。

見なくなったというより、あまり目立たなくなってきているだけかもしれませんが。

ですが、今でも多くの経営者が彼らのことを目標とし、生き方や、道は開けるを読んできていることもまた事実です。

多くの経営者が尊敬するカリスマは、日本が一番勢いのあった時代に、皆さん揃って公の心を持って事業に取り組んできました。

これからの時代を考えた時、日本に彼らのような志を持った人間はまだまだ必要だと私は考えます。

古臭い人と思わずに、普遍的な日本的美学を持った人たちとして彼らの著書は是非とも見てほしいものです。

きっと皆さんにも生きるヒントを沢山与えてくれるはずです。

温故知新と言いますが、彼らの考えは必ずまた必要になる時がくると思います。

宗教的な考えだと毛嫌いせずに、一度目を通す価値のある本ですので、是非読んでみて下さいね。

私自身、若い頃に一度読んで以来多くの点で勉強になる考え方を与えてもらいました。

誰かのために働く、役に立ちたい。そんな思いは稲盛和夫さんに教わったと思います。

経営哲学の神様、稲盛和夫さんはまだご健在です。
今は日本航空の名誉会長を務められており、決して楽な道ではないはずですが、死ぬまで彼の哲学を崩すことはないでしょうから、引き続きご活躍してもらいたいものですね。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました!



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