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対話のエチュード

わたしは「人」が好きなのだと思います。

人がつくるモノも好き。でも、やっぱりそれをつくっている「人」が好き。誰であっても作品性が高いです。おそらく、誰も自覚はしていないとは思いますが、一人ひとりすばらしい作品だと感じながら対話をさせてもらっています。わたしにとって「人」は芸術だから、数値化できるものではありません。もちろん好みはありますが、すべて味わい深いのです。

世界を鑑賞し、人間を鑑賞する。観察ではなく、鑑賞です。何度も書いてきたことではありますが、それがわたしの対話の姿勢です。いかに味わうか、どこまで味わい尽くせるか。

ライフヒストリーを辿りながらじっくりとインタビューすることも多いですが、そこまでせずとも“その人らしさ”を味わうことはできます。わたしにとって、「言語化れんしゅう」や「ゆるぼ(音楽の募集)」などXでの日々のやりとりも同じことです。それらは、わたしにとっての対話のエチュードです。

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「エチュード」とは、音楽では練習曲、絵画では下絵という意味。「話すこと、聴くこと、書くこと、読むこと…

教養のエチュード

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