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#マーケティングメモ マーケター のキャリア意外と難しい問題

今、マーケティングはかつてないほど複雑になっており、領域も増えています。また、マーケティングの関わり方も様々です。事業会社、メディア、代理店、コンサル、SaaSなど、あらゆる関わり方があります。

だからこそ、マーケターには様々な選択肢がある一方、業界が急速に変わる中でロールモデルが少ないという現状もあります。

実際、マーケティングに関わる多くのマーケター が、これからのキャリアについて悩んだことがあるのでは無いでしょうか?私も私もMeetyなどを通じて若手マーケター に相談をもらうことも増えました。

今のままではキャリアや年収が頭打ち。
新しい経験や学びがなくなってきた。
周りに相談できる人もいない。
本やSNSの発信がピンとこない。

そんなマーケター の方に、私の経験から、いつもご共有している考え方を紹介できればと思います。

「とにかく打席数、領域をまたぐ、自分の商品を持つ。」

私が今までのキャリアを通じて、マーケターとして大きく成長できたポイントがあるとすれば、この3つがあると感じています。

まずは本業でとにかく打席数に出すこと、デジタル/マス、B2C/B2Bなど領域を跨ぐこと、そして自分自身の商品を持つことです。

1.本業で「とにかく打席数」

今まで様々な優秀なマーケターに出会ってきました。優秀なマーケターと一言で言っても相当スタイルは違うなと感じることがあります。とにかく顧客起点が強いマーケター 、数字が強いマーケター 、マネジメントがうまいマーケター。

しかし、優秀なマーケターに共通するのは、「圧倒的な量を実行していること」です。「量からしか質は生まれない」と私は信じています。

もちろん、ただただマーケティングの業務量について言っているのではありません。真剣に顧客に向き合い、ファクトに把握し、仮説を考えきり、100%で実行する。そうしてたくさんの失敗の上に、成功を掴み取る。こうした真剣なフルスイングの打席数の積み重ねからしか、本質的な学びは得られないと強く感じます。

マーケターは副業の需要も高く、様々なチャンスがあると思いますが、まずは本業で、フルスイングの打席数を重ねていくことが重要だと思っています。

目の前に打席があるのなら、悩む必要はありません。打席で頭を捻りながら全力でフルスイングし続けることです。

2.マーケティング領域をまたぐ

「マーケティング」と一言で言っても、様々な領域を内包しています。特にマス・デジタル、B2B・B2C、事業会社・メディア・支援会社。それぞれの領域、立場によって、イメージするものは大きく変わると思います。

私は、今までのキャリアで、マス・デジタル、B2B・B2C、事業会社・支援会社、それぞれ経験しました。そして気づいたことは、領域をまたぐことはこれからのマーケター にとって非常に気づきが多く、とても重要であるということです。

マーケターは一人では顧客に価値を届けられません。特に、デジタルをはじめ様々な手法が生み出されている近年では、より多くのステークホルダーを巻き込みながらマーケティングを実行していく必要があります。

もちろんマーケティング戦略の本質は変わることがありませんが、一方、戦略を実行していく上で、それぞれの領域についての理解を一定持っていることで、そのリーダーシップ、実行レベルが飛躍すると感じています。

だからこそ、特に若い時点においては、マーケティング全体、各領域の専門性を高めるような業務領域、ポジションなどを積極的に挑戦していくことは大切だと感じます。特に自身でビジネスをする場合も、デジタル、B2Bは多くのスタートアップで避けられないテーマなので、キャリアの中でも経験しておくことをおすすめします。

3.自分の商品を持つ

私も、パートナーとともに数年前からアパレルブランドを立ち上げ、今でも共にビジネス運営をしています。マーケター として働きながら、自分自身でも商品・サービスを持つことは、マーケター としての力を飛躍的に高めるチャンスにつながると強く感じています。

自分自身でリスクをとりながら、あらゆるビジネス分野を経験すること、あらゆるフェーズを体験することで、数字に圧倒的に真剣に向き合うことで、マーケター としての学びを体系化しながら、アウトプットする機会を持つことができます。

何より、自分自身でリスクをとりながら、自由度高く圧倒的な裁量権でマーケティングを実装していくことで、学びの深さが圧倒的に変わってくると思います。

最近はOEM、ノーコードなど含め、自分自身の商品・サービスを0→1で開発すことのハードルも下がっています。是非、自分自身の商品・サービスを持ってみていただきたいと思います。


いかがでしたでしょうか?
これからマーケター としてのキャリアを歩む方には、是非ご参考いただければ嬉しいです!

もし何かご質問などございましたら、ぜひMeetyにてお話できればと思います!よろしくお願いいたします。


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