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読んでみた〜マインドセット 「やればできる!」の研究〜

熱心な読書家として知られるビル・ゲイツも絶賛されている最強メンタルの作り方が書かれている本を読んでみました。

ビル・ゲイツの公式ブログ「gatesnotes」に定期的に書評を投稿し、年末には「Best Books」というタイトルで、その年に感銘を受けた本を5冊程度紹介している。「マインドセット」も紹介されております。


書かれていること

人間の基本的な資質(能力)は努力次第で伸ばすことができるということ!!

上記の点を「スポーツ」「ビジネス」「人付き合い」「教育」という視点から具体的な事例を元に書かれております。

2パターンのマインドセット

ある事象が起きた際、「硬直マインドセット」の人と「しなやかなマインドセット」の人では、事象の捉え方が異なり、その後の能力の向上が変わってくる。

① 硬直マインドセット
・自分の能力は固定的で変わらないと信じている人
・自分の能力を繰り返し証明せずにはいられない人
・自分が他人からどう評価されているか気にする
・つまづいたらそこで失敗

②しなやかなマインドセット
・自分を向上させることに関心を向ける
・成長できなければ失敗
・努力こそが人を賢くし、有能にしてくれる
・潜在能力が開花するには時間がかかることを知っている


1回のテストでその人の評価は決まってしまうのか?

硬直マインドセットの人は、1回のテストや1回の評価で自分の価値が永遠に決まってしまうと思っている。しなやかなマインドセットの人は、そのテストは重要な能力を評価するものだと受けとめてはいるが、現在どのくらい頭が良いのかを測定するものだと思っていない。自分の能力が1回のテストでわかりっこないと思っている。


しなやかなマインドセットになるには?

しなやかなマインドセットの根底にあるのは、「人は変われる」という信念がある。マインドセットを変えるには、まずその自己を返上する必要がある。マインドセットを切り替えることによって、チャレンジ、苦闘、批判、挫折を全て受け入れざるをえなくなる。

マインドセットがしなやかになるにつれて、まわりの人々があなたを助け、応援してくれるようになる。

多くの硬直マインドセットの人が気づくのは、自分を特別な存在だと思っていたのは、実は単なる鎧(自分は強くて有能なのだと安心するためにこしらえた鎧)にすぎなかったこと。


今日はどんな学習や成長のチャンスがあるのだろうか?

そのチャンスを「いつ」「どこで」「どのように」実行しようか。

行動に移すことが肝心!


最後に、この本を読んで、最近仕事がうまくいかず、会社や周囲のせいにしていた自分に気づくことができました。今の評価や環境を自責で捉え、失敗が自分の成長につながる起点になったと前向きに考え「行動」していこうと思います。




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