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経験を成長にするための最強の方程式『能力=学習×練習』

いつもありがとうございます!山口竜太です。

薬剤師、ノンテクエヴァンジェリスト、イベンター、一児のパパなどしてます。
肩書きはメディカルアーティストです。
唯一無二の肩書きで、世界を変えたいとか言っています。

経験という言葉があるが、使い方次第では「老化」になるし「成長」にもなる。

何が経験を老化と成長に分けるのかは、これらの記事に書いています。


今回は経験を実際に成長にするために、実際にやらないといけないことを書きます。

ではいってみましょう!


成長したと言えるために

成長に必要な3つの要素はすでに紹介しました。ここでは別の視点で「どうなったら成長したと言えるのか?」を紹介します。

それは意外に簡単で、「できなかったことが、できるようになること」です。

私には9ヶ月になる娘がいますが、彼女を見てるとすごくわかる。
昨日までできてなかったやん!ってことを、ふとし始める。座れてなかったのが座れるようになり、急に寝返りうつし、ハイハイなんか昨日できてましたっけ?って感じで。
すごいですよね。

そんな風に、できなかったことができるようになる、というのが成長。

もう少し大人に寄せると、スポーツとか。
例えばマラソン。
42.195Kmを完走できなかったのが、やがてできるようになり、また目標タイムで走れなかったのが走れるようになったり。
はたまたボルダリングなんかでも、登れなかった壁が登れるようになったり。
仕事でも。
わからなかったエクセルの数式がわかったり。
最近だと、zoomってなんだ?から、今はオンラインの代名詞にもなるぐらいできるようになっている。

こういった、「できなかったことが、できるようになること」が成長。

できるようになったことは、その人の「能力」となる。
RPGなんか好きな人には「アビリティ」とか「スキル」と言った感じでイメージしてもらえたら。
はたまた、特性とでも言いますか。

英語が話せます。
エクセル触れます。
プレゼンできます。
など、できるものは、それがその人の能力。

つまり、能力をつけることが成長と言える。

なので、経験の3つの要素「時間・思考・努力」は、能力を付けるために使っていくと良いわけだ。


最強の方程式『能力=学習×練習』

では能力をつけるために、どのようなことに「時間・思考・努力」を費やすべきなのか?
それは、「学習(インプット)」と「練習(アウトプット)」だ。

この2つの積算が、能力になる。

学習(インプット)とは新しい知識や視野、知見を得ること。
練習(アウトプット)とは、学習で得られた知識や視野、知見を発信したり、実際に使っていくこと。

この2つを繰り返せば能力になる。

スポーツで考えるとわかりやすい。

スポーツで学習といえば、ルールから始まり、技術や戦術の知識となる。
野球でいえば、ルールは9人1チーム、打者はボールをバットで捉える技術が必要で、ときにはスクイズや盗塁なんて戦術もある。
これらのことを知っていないと、野球はうまくならない、もとい能力にならない。

ただ、知識だけでは不十分。
ルールブックを熟知しているからと、野球教本を100冊持っていようと、それだけではうまくならないし、能力にならないし、試合に勝てない。
そこに練習(アウトプット)が必要。

ホームランを打ちたければ、素振りの練習が必要だ。素振りからティーバッティングしたり、投手の球を実際に打つ練習もいる。

練習なしに能力は得られない。

スポーツだけじゃない。
エクセル解説!なんて本を読んでも、実際に触ってやってみないとわからない。
英語の教科書を丸暗記したって、話してみないと使えない。

どんなことでも、能力をつけたければ、学習と練習が必要で、逆に言えばこれしか能力を付ける方法はなく、唯一無二の最強の方程式になる。


学習に逃げるな

能力=学習×練習が唯一無二の最強の方程式とわかっていただいたところで、言いたいことが「学習に逃げるな」です。

学習と練習のどちらがしんどい、きついかっていうと、圧倒的に練習です。

学習は、受けるだけでいい。
講義やセミナーを受けるだけでいい。
本を読むのも学習。
読むという作業は自分でやってるかもだが、知識や情報を本の中から受けるだけでいい。

だから、何か新しいことを学ぼう、身に付けようとした人は、学習に重きを置いてしまう。

学習することは正しいし必要だが。
問題はそこばっかりになること。
学習ばかりになってしまう。
それは、練習がきついから


練習はできない自分と向き合う作業

練習がきついのは、新しいことをやろうとすると必ず失敗するから。
失敗することで、「できない自分」を眼前に突きつけられる。
そのことに耐えられないのだ。

学習してわかったことを、練習でやろうとしたらできない。
当たり前のことだが、これがきつい。
だから、挫折してしまう。

英語学習だって、こうやったら英語話せますよ〜ってのはいろいろ書いてあって、そうだろうなってわかるけど、じゃあやってみ?ってなったら難しい、できない、そんな自分が嫌。で、続かない。
練習が積めないから、やはり能力にならない。

練習はできない自分と向き合う作業だから、ほんとにしんどい。
だけど、能力=学習×練習でしかないから、練習を積まないと絶対に能力にはならない。

ここを超えられるかどうかが、能力がある人とない人の差、出来る人と出来ない人の差となる。

私はよくプレゼンを教えているが、プレゼン勉強会に何度も参加する人がいる。
そういう人に、「プレゼンしたことある?」と聞くと「まだ人前でできるほどでは、!(汗)」となって、練習0なのでいくら学習したってできるようになるわけない。
学習するとできるような気がするから、勉強会には参加するが、練習をしていない典型例。


練習することを前提にして学習する

練習できるようになるための学習方法として、私がやっているのは、学習するときから練習することをイメージすること。
また、学習と並行して練習すること。

学習した後に、「さぁ練習しよう!」となるのではなく、学習しているときから練習するには?を考えながらいて、はたまた、学習を全て終わる前から、1つ知識を得たら、1つ練習してを繰り返す。
学習そのもののスピードは落ちるが、学習することが目的ではなく、できるようになること、能力にすることが目的なのでそれでいい。
むしろ、練習もしないで学習しかしていないと、能力にならないので結局のところ、時間の無駄となる。

だから、最初から練習を前提に学習する。
すごく能力のある人は、練習の場を用意している。
発信する場を用意しているし、実際に使う場面に自分から入り込んでいく、または作ってしまう、その場そのものを。

成長するために必要な3つの要素「時間・思考・努力」を何に使っていけば、成長できるのか?
それは学習と練習。

能力=学習×練習の最強の方程式をもって、経験を積んでいけば、必ず成長していける。

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