
スタートアップ5社経験したマーケターがキャディを選んだ理由
こんにちは!2024年9月入社の菅原です。
製造業の埋もれたデータを資産化して活用する「製造業AIデータプラットフォームCADDi」のSMB向けマーケティングを担当しています。
今回は、複数のスタートアップでマーケティングを経験したわたしが、キャディのマーケティング組織にジョインした理由を綴らせていただき、僭越ながら、スタートアップからキャディへの転職に興味をもってくださっている方の参考になればと思っています。
書き手の自己紹介
# 1980年生まれの40代
# 1歳8ヶ月の娘のダディー(ダディーって呼んでもらっています)
# 愛犬はボーダーコリーのシンバ(オス/2歳)
# 5社のスタートアップでマーケティングを経験(IT業界・通信業界・医療業界など)
# 趣味:キャンプ、犬の散歩、読書、筋トレ、カレーと餃子(食べる・作る)
キャリアとしては、代理店でのクライアントワーク→ToCのマーケティングを経験した後に、前職である医療機器スタートアップにてマーケティング責任者をしていました。医療機関向けのBtoMedicalのマーケティングでしたが、そこでBtoBマーケティングの面白さに触れ、BtoBマーケターとしてのさらなる成長のためにキャディへ転職しました。
なぜキャディを選んだのか?
新たな筋肉痛を求めて
理由の一つは、40代になったいま、改めて「ビジネス筋肉痛」を求めていたからです。
正しい方法で適切な負荷をかけて筋トレすると、いい感じの筋肉痛になって、いい感じに身体が出来上がっていきます。筋肉量は、筋繊維が破壊されて、その回復過程で筋肉が増えます。
正しいフォーム x 適切な負荷 x 頻度 + プロテイン摂取
= いい感じの筋肉へ
仕事も筋肉の成長と同じで、負荷の少ないComfort Zoneで仕事をしていると、負荷のある環境と比べて成長率は低くなると思っています。
スタートアップは、短期間に飛躍的な成長を目指しているため、正しいフォームとは限らないものの、求められるアウトプットの質・量が高く「負荷の高い環境」だと言えます。加えて、挑戦できる機会が多いため、新しい領域にチャレンジすることでいままで鍛えていなかったビジネス筋肉を鍛えることもできます。
キャディは、2024年7月に事業の新方針を発表しました(詳しくは代表・加藤の記事参照)。ミッションである「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」に向けて、海外のBtoB Saasの成長スピードを超える速さで拡大しており、マーケターとして稀な経験が積めるフェーズです。
この成長を続けるにはそれ相応の負荷がかかるわけで、いい感じのビジネス筋肉痛に加えて、マーケティング筋肉痛が得られるわけです。さらに!予算が潤沢であるのもマーケターとしては魅力だと思います。
同じマーケティングチームの先輩社員・あぶさんが「会社の”入りどき”の見極め方とキャディの”入りどき”」という記事を書いているので、ぜひ参考に読んでみてください。数あるスタートアップの中でも、キャディが絶好の入社タイミングである理由が語られてます!

わたしは、マーケティングではデジタル領域の経験が多くありますが、キャディではオフライン施策を活用したリード獲得から商談獲得を担当させてもらっています。入社から4ヶ月間が爆速で過ぎ去っていき、日々いい感じめちゃめちゃ筋肉痛ですが、新しい学びを得ながら仕事ができています。
はじめからグローバルを狙う
プロダクト投入当初からグローバルマーケットを狙っている日本のSaasスタートアップは珍しいのではないかと思います。また、日本発Saasプロダクトで世界を獲った例はまだありません。
キャディは、日本だけでなく、世界のモノづくり産業のポテンシャルを解放することを最初から目指しています。日本の製造業はグローバルでも競争力が高い数少ない残された領域であり、その日本の製造業のデータ周りの課題を解決することができれば、グローバルで勝てる可能性は大いにあります。
社会に出てからの人生の半分くらいは仕事をしていると思うので、貴重な時間をそんなにも使うなら、色々な経験ができるほうがいい、その先にあるかもしれないご褒美は大きい方がいい。
日本発Saasプロダクトとして、世界のモノづくり産業のポテンシャルを解放する
そんなキャディをマーケティングの力でリードしていくというのは、魅力のある時間の使い方ではないかと思いキャディに飛び込みました。
プロダクトは推し
マーケティングとはどんな仕事なのか?
著名な経営学者であるピーター・ドラッカー氏によれば、
「マーケティングの目的は、販売を不必要にすることだ。 マーケティングの目的は、顧客について十分に理解し、顧客に合った製品やサービスが自然に売れるようにすることなのだ」
ということです。(昨今では、マーケティングのスコープには「製品を創造する」ということも含まれています)
つまり、著名な経営学者であるピーター・ドラッカー氏が言いたいであろうことを意訳すれば「マーケターとは、そのプロダクトを市場にオススメする最前線のファンであり、ファンになり得るマーケットを見つけ出し、自然とファンが増える活動をリードする存在」です。
つまり、マーケターにとって「プロダクトが”推し”のような存在」であるほうがベターだと思います。 推しの方がもっと知りたくなるし、もっと世の中に知ってもらいたいという熱量が圧倒的に高いはず。
よってマーケターの転職において、その会社のミッション・ビジョン、そして製品のファンになれるか?というのはとっても重要な要素だと思っています。
キャディの祖業は製造業の受発注プラットフォームでした。メーカー様から図面をいただき、適切な加工業社様と協業して部品を製造して、キャディ自ら検品して納品していました。
その製造業のど真ん中での経験から生まれたプロダクトがCADDiです。
私は製造業の経験がないため入社前のプロダクトに対する解像度は高くありませんでした。ただ思ったことは、そのプロダクトの生まれ方が素敵だな、ということです。
そして、キャディに入社して4ヶ月。オフラインイベントでお会いするお客様からや、導入企業インタビューを行ったチームメンバーから共有されるお客様の反応が、プロダクトやキャディに対する応援の声で溢れており、顧客提供価値が高く愛されているプロダクトだと実感しています。
わたしは今、CADDiの推し活にはまっています。。

急拡大中のマーケティング組織
そんなこんなで、いま私は「製造業AIデータプラットフォーム CADDi」のマーケティングを行っています。組織体制もカタチがある程度整ってきており、これから一気に成長スピードを加速させるフェーズになってきました。
2024年12月時点で、マーケティング部門は5つのチームに分かれており、各チーム4-5名の体制です。
ブランドコミュニケーション:広報やマスプロモーション、ブランドデザインなど認知拡大たブランドイメージの醸成を担う。
リードジェネレーション:展示会、イベントスポンサー、オンラインなど、各タッチポイントで製造業企業の新規接点創出を担う。
コンテンツマーケティング:すでに保有している接点を起点に、顧客の課題解決を促進するコンテンツの提供を担う。
エグゼクティブマーケティング:検討中企業や導入済み企業の最終意思決定者との接点構築や関係性構築を担う。
マーケティングオペレーション:CRMやMAを中心とした、データドリブンな意思決定ができる基盤構築とGTM組織全体の生産性向上を担う。
やらなければならないこと、やりたいことが山のようにあり、各チームともに積極採用中です。圧倒的な成長環境、日本発のグルーバルSaasプロダクトを目指す一員となる、推せるプロダクトがある。この3点セットのキャディで推し活を一緒に行いませんか!?

10-12月の3ヶ月間で9個の大型展示会をやりきったときの最後の展示会ブース@福岡
最後に、わたしがキャディに入社した理由の4つ目を挙げさせていただくと、「社員のみんなが外を向いていること(コトに向かって仕事をしていること)」です。
日本発Saasプロダクトとして、世界のモノづくり産業のポテンシャルを解放しようとしているので、内向きに仕事をしている暇はなく、市場や顧客と向き合い、同じ方向を向いて全速力で進む必要があります。
そんな社員もキャディの魅力の一つなので、ぜひご興味いただけたらカジュアル面談などお気軽にお申し込みいただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。