Yes!Future!2

ぼんやりとした寝不足の頭で学校に向かう。
机に突っ伏して寝たまま授業を受ける。
どうして生きてるんだろう?
何の意味があって生きてるんだろう?
そんなことは誰でも考えることなのだろうか?中学生の思春期なら考えてあたり前なのか?
しかし周りの連中はそんなことを考えてるようには見えない。
窓側の席の僕は外を見る。
雲1つ無い晴天だ。だが僕の心は曇りだらけだ。
窓から明日は見えない。明日は今日なのかもしれない。
チャイムが鳴り授業が終わる。
皆は一斉に友達と喋り出す。
友達がいない僕はペンを口に加えて肘をついてぼんやりと外を見る。
生きているのが苦痛だ。何故生きているのか。それは精子の競争で勝ち抜き、偶然産まれてしまったからだろう。
とことんついてないな。
チャイムが鳴った。ぞろぞろと皆は席につく。
僕は再び机に突っ伏して眠りに入った。

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