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猫になる(27) ねこと押し入れ。この組み合わせはみょうにおちつく。

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このところの朝晩のひえこみで、うちの子ノエルが押し入れに入る機会がふえてきた。

いえねこがいると彼がどこにいるかによって季節をかんじる。

これからの季節はもっぱら押し入れ系の奥まったところ。

とくにファブリックが保管されたところ。

タオルとか羽毛とかダウンとか。

からだを猫サイズにちぢめて、このうえに乗っかったら気持ちいいだろうな、という場所。

ねこもお目が高いなとおもう。


あとトンネル。

これ、イケアで買ったもので、ナイロン製でできた1.5mほどの長さのもの。

トンネルのところどころに穴が開いていて出入りがしやすい。

ここも人気スポット。

Twitterのフォロワーさんも同じものをもっていて、フォロワーさん宅でも大人気らしい。

本人的にはトンネルに隠れているつもり。

でも白のナイロン製なので、ノエルの影はまる見え。

しかもところどころあいた穴からもろ見え。

本人だけそれを気づいていない。


ねこって、鏡をみたことないからか、じぶんのからだがここまで。って認識がうすい。

なんとなく、たぶん顔のまわりが隠れていれば、じぶんは相手にみえないっておもってる。

だから、このトンネルも彼の上半身くらいがおさまっていれば、完全にかくれてると勘違いしてるみたい。


底の浅い紙袋とかに顔だけつっこんで、隠れてたりする。

そういうとき本人は物音ひとつたてない。

隠れきってるのだ。

だから、はみだしてる背中とかをさわるとビクッとする。

ものすごくおどろいた顔をする。

そして、心外!とばかり「ににゃああああ!!!」といいながら走り去ってしまう。

この一連の流れがわりと好き。


お出かけするときとか、ノエルが押し入れにかくれてみえないとソワソワしてしまう。

ま、大概はおなじところにいたりするので、わかるんだけど。

1年に一回くらいマジで雲隠れする。

あとからひょっこりあらわれる。


押し入れにこもるって、本人的にはすごく安心するんだろうな。

むかし、こどもの頃、じぶんの部屋の押し入れに秘密基地をつくったり。

机にふとんをかぶせてテントごっこしたり。

ひと工夫するだけでいつもの部屋がちがってみえて。

じぶんだけのスペースがうまれて、そのなかにひたる。。

こんな子どもの頃のみょうに安心できる光景。

ノエルが押し入れに隠れている姿をみるたびに思い出してしまう。



きょうの逸品

IKEAのベビーグッズって猫用にしてもけっこうつかえます。

うちのノエルにも、受けがよい。

うえにでてきたトンネルはこちら。

ちょっと長いけど、ジャマなときはたてかけられるし軽いです。

夜中に寝室に置いておくと、突然このなかで遊びだしてダッシュしまくるのでご注意です。

こちらはもとはベビーバス。

猫用のトイレとしてつかっています。

これまでどの猫用トイレにしても砂をまきちらされてました。

この広々トイレにしてからはかなりまきちらしを軽減できました。

うちは奥側にA4クリアファイルをきってひらいたものを貼り付けてます。

これでさらにまきちらし軽減できます。

ふつうにバッグとしてもつかえるし。

床に置いとけばノエルの隠れ家としてもつかえるし。

じょうぶで軽くて安い。めちゃベンリ。

これ系のバッグっていくらあってもベンリ。


うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。