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子どもの創造力・想像力は果てしないと知った日: 3歳児から固定概念からの脱却について学んだ話

子どもの創造力・想像力は果てしない

連休最後の日曜日に息子から学ばせてもらいました。

本当は連休で実践した子どもとの遊びについて、自分が考えたプランも含めて色々とnoteでご紹介しようと思っていました。しかし、4連休最後の昨日、予想外の展開で息子からもらった刺激がとても強く、今日はこの体験と学びを共有させていただきたいと思います。

小さなプール

昨日は天気も良かったので、自宅の小さな駐車場スペースを使って、小さいプールに水を溜めておもちゃでも入れて遊ばせようと思っていました。大人用の椅子を置いて、気に入っているソーダ水でも飲もうと準備していました。

息子が予想より早く海水パンツに着替えて元気に外に飛び出してきたので、水がまだ溜まっていない状態でした。息子は周りを見渡すと、おもむろに何かに向かってテクテク歩いて行きました。

彼が手にしたものはこちらでした。

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車内のホコリ取り用のモップです。

3歳児はこれを手にすると、ゆっくりと小さなプールの方に寄って行きました。「まさか」と思いましたが、私の顔色を伺いながらニコッと笑って水の中にチャポン。しっかりと水をつけて空いているスペースに走って行きました。まるで書道ガールズの筆のようにして地面に色々と書き始めました。

↓こんな感じです

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どうやら英語のスペルを書きたかったようで、「O」「P」「Q」と地面に書いていきました。さらに、地面に丸をいっぱい書き始めたので、これは何かと聞くと「ケンケンパ」だと言いました。これには参りました。今までの学びや遊びを、モップという筆で次々と書いていきました。おそらく昨日少し書道の練習をしたので、それを覚えていたのかもしれません。このモップと書道を結びつける発想は私には全くありませんでした。

当初小さなプールという枠の中で遊ぼうと思っていた私の発想からははるかに飛び出し、自分が書きたいものをどんどん書いていく息子の姿を見て、固定概念からの脱却とはこういうことかと一人で考えていました。

大人が考えた既製の遊びよりもはるかにダイナミックかつクリエイティブで、目の前にあるアイテムを組み合わせて楽しい遊びを自然に生み出しました。子どもの創造力・想像力はすごい、と感服しました。

最後に

この自発的な遊び・学びが生まれたポイントとして一つだけ挙げるとすれば、モップをプールに入れたときに「ダメ」を言わなかったことかもしれません。もし、「買ったばかりのモップだから入れないで」と私が止めていたら、3歳児が創造力を使ったこの最高の遊び・学びは生まれなかっただろうと思います。そもそも息子の手が届くところにモップを置いたのは私なので、モップは使えなくても仕方がないと開き直っています。モンテッソーリ教育について少しずつ読んでいますが、「環境とどう向き合うか」というところと「創造力を奨励する (Encourage Creativity)」の話を思い出しています。教育については各家庭でいろんな思いがあると思いますが、私が妻と話していることは、本当に危険なことや人に危害を与えること以外は、まずはやらせてみようということです。自分たちの忍耐を鍛えられる毎日で、本当に親の先輩たちは尊敬です。

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

今日のオススメ記事
昨日の自身のnoteの体験から、noteのオススメをさせていただきたいと思います。Mapleさんの「自由と規律」誤解されやすいモンテッソーリ教育、です。Mapleさんはアメリカにご在住で、モンテッソーリアシスタントコースを受講されていたようで、子どもとの関わり方について理論と実践の両側面からnoteを書かれています。3歳児と向き合う親として多くを学ばせていただいています。「自由と規律」という私も毎日向き合っているテーマについて非常にわかりやすく書かれていますので、今日はご紹介させていただきました。まだの方はぜひどうぞ。
今日のタイ語
「注文したのがまだ来ないんだけど」
สั่ง แล้ว ยัง ไม่ มา ครับ  (サンレーオ ヤンマイマーカップ)
サン สั่ง ⇒ 注文する
レーオ แล้ว ⇒ 完了形
ヤン ยัง ⇒ まだ
マイ ไม่ ⇒ 否定形
マー มา ⇒ 来る

早朝ランニングに繰り出します。

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