Ryosuke Kondo

生まれも育ちも薬局、根っからの薬局薬剤師です。人事教育、薬局運営の仕事を主にしています…

Ryosuke Kondo

生まれも育ちも薬局、根っからの薬局薬剤師です。人事教育、薬局運営の仕事を主にしています。 目標【あなたの家族を連れて来たくなる薬局】 人を大切にし、人を信じ、責任ある仕事をすることを第一におき、薬局で何ができるか、楽しい仕事とは何か。考えています。

最近の記事

アラフィフ薬剤師が在宅医療に携わってみた

40歳半ばにして転職。 ずっと人材育成を中心に仕事しながらも関わることができなかった「在宅医療」に取り組んでみることにしました。 月間で個人在宅30名、施設在宅100名を店舗で担ってみて感じたやりがいと現実。現在と未来。 在宅のイメージと現実 在宅医療=患者さんの生活の場で五感を使って行う というイメージの方も多いように思います。 確かに在宅は薬局の待合や調剤室では見えないもの、感じないことが多いです。 薬はバラバラ、飲んでいない薬、飲み過ぎている薬。 情報提供暑に記載が

    • 在宅業務と仲間

      海の日の今日は施設の臨時対応と、ご自宅の患者さんの定期薬対応。 加えてオンライン診療の小児科2名。 「お休みなのにごめんなさい」 「問題ないですよ」 熱発への抗生剤対応、ご自宅の方は痛みがつらく頓用薬がなくなってしまったため補充対応。 施設とご自宅の担当看護師さんと患者さんのことを深く話す。 オンライン診療は東京と市外のクリニックから。 新患さん、なかなか連絡がつかない。折り合いをつけて対応してから臨時対応へ。 (オンライン診療の対応は偶然でしたが、医療機関は薬局が対応で

      • 今年のやりたいことのひとつ。 「献血」  名古屋のゲートモールタワー26階からの眺めを楽しみながら。 はじめてみればあっという間でした!! アラフィフのデビューですが、小さなことでも誰かのために貢献していけたらと思います。

        • 調剤報酬短冊の所感

          改定の短冊が出ました。 X(旧twitter)上では早くも解析がされ、かつてのような厚生局の見解待ち、グレーはとりあえずゴーで取れるものは取っとけ、という風潮はなくなりつつあるように思います。 とはいえ、大半の現場薬剤師にとっては何回か前から「自分には関係ないな」という位置付けになってしまっているようにも感じています。 地域支援体制加算の要件に加わった事項。 在宅評価項目が増えていること。 対人業務という名のもとのよく分からない業務。 過去30年近く改定の流れを体感し、「

        アラフィフ薬剤師が在宅医療に携わってみた

        • 在宅業務と仲間

        • 今年のやりたいことのひとつ。 「献血」  名古屋のゲートモールタワー26階からの眺めを楽しみながら。 はじめてみればあっという間でした!! アラフィフのデビューですが、小さなことでも誰かのために貢献していけたらと思います。

        • 調剤報酬短冊の所感

          卸さんに育ててもらった

          薬局の現場で24年。 いろいろな問題やトラブルが起こる続け、その解決をし続けるのが薬局という現場の大きな仕事です。 問題を探し続ければいくらでも見つけられる。解決することで感謝の言葉をいただける仕事です。 狭い店舗の中にいると分からない地域周辺の情報をどうインプットしていくか。 経験則によれば私の場合、インプットの源は大半患者さんと卸さんだったように思います。 24年前、何となく調剤薬局の仕事に就き、あたりまえの様に行なわれていたのは「卸さんは店舗へ直接やってきて注文を聞

          卸さんに育ててもらった

          薬機法改定という段階

          2年に一度の調剤報酬改定。 業界的には2年ごとに示される方針に一喜一憂し、その対応に苦慮する1年目。 そしてなぜか喉元過ぎる2年目。 30年度改定の翌年である次年度。 薬機法の改定という大きな段階がまた業界を動かしそうです。 個人では難しい部分もありますが、しっかり向き合う必要があるでしょうし、準備なく時間を過ごせば何も生み出せないでしょう(期待されるKPIへ到達できないだけでなく、存在意義をさらに問われることになるでしょう)。 平成31年度に向けての検討事項をまとめてみま

          薬機法改定という段階

          情報発信は難しいのか

          「地域密着」というキャッチフレーズを薬局は用いますが、現在の仕組み上、薬局へ足を運ぶのは「不」の状態のときがほとんど。 健康な方はほとんど来られません。 どことなく余裕がない、こなし作業の現場が多いように思います。 現場にいると感じること。 現場は忙しい。忙しいから時間がない。 ただですら忙しいから今以上になにかをすることは可能であれば避けたい。 そのための理由を探してしまう。 でも現場の忙しさのほとんどは「作業」の時間。 その作業は効率化できる「はず」だし、現場の業務は

          情報発信は難しいのか

          薬局の現場における人について

          個人開局(いわゆる家業)として薬局を運営している場合を除くと、多くの薬局が抱える目先の課題は「人」と「収益」になるかと思います。 収益についてはある程度の規模にとりあえずなってしまった会社ほど調剤報酬のハードルを越えられずに、越えられそうで越えられない壁の前であがいている(あるいは諦めている)状況かと思います。 一方で収益を圧迫する最大要因は「人件費」(売り上げに対する人件費)。 一方で指標となる労働分配率は高いのか低いのか。 売上高人件費率とは、会社の売上に対する

          薬局の現場における人について

          薬局のアイドリングタイム

          いわゆる調剤を主な業務にしている薬局へは基本的には処方箋を持った人しか来ない。 それでも地域に馴染むと 散歩の途中に飴やジュースだけを買いに立ち寄る人 暇つぶしのために立ち寄る人 世間話をしに立ち寄る人 が少しずつ増えてくる。 馴染まなければ基本的には処方箋を待つのみ。 待っている時間をアイドリングタイムとしますが、この時間に何をしているか大きい。 在庫管理(発注) 薬歴 予製 調べもの 会社の書類仕事 … 21年前に調剤の業界へ入ったとき、まわりはお

          薬局のアイドリングタイム

          足を運んでもらう動機づくり

          20年通い続け…「100円貯金」5,000回達成 Yahoo!ニュースの記事より。 今まで処方せんを待ち続け、自分たちでお客さんを増やそうという意識がない「調剤薬局」の薬剤師は、どちらかというと、お客さんが増えないほうがいいと願う異質な人たちな気がします。 でも処方箋を持った方々はあくまでも患者さんであり、医師のお客さんなのですよね。 医師はその責任と信頼の元に診断し、処方をしている。 薬局はその結果のひとつとしての薬を受け取る場。 自分にとってのお客さんではないわけで

          足を運んでもらう動機づくり

          とりあえず自己紹介

          平成も間も無く終わり。 平成7年に薬剤師になり、9年から保険薬局で働き、気づけば21年。 この間様々な経験をしてきました。 実家が薬局の薬剤師です。 主に薬局チェーン展開における内政を担当してきました。 チェーンにとっては処方箋応需が放っておいても増える時期でした。 その流れの中、新規出店、リスクマネジメント、調剤業務全般の管理から店舗、複数店舗のマネジメントなどなんでも関わってきました。 中でも人事に関わること(採用から育成、入社後のフォロー)は自分自身にとってもやりがいの

          とりあえず自己紹介