お正月節目カタパルト

あけましておめでとうございます。元気ですか?

「1年」の区切りはいろいろありますが、なかでも「お正月」に、「前の1年」と「次の1年」との断絶感をもっとも強く感じます。日本の学生や学校関係者は年度(4月1日)も大きいかもしれませんし、他にも誕生日や、仕事・学校の年次イベントなどもあるかもしれませんが、お正月は日本における世の中全体の区切れ感が圧倒的じゃないでしょうか。この日のおめでたさの演出ってすごいですよね。テレビや新聞などの既存マスメディアの特集、SNS、駅や空港などの交通機関、宿泊施設、広告のテイスト、果てはニュースの内容まで、非日常的です。

かくして私たちは、大晦日と元日は、ただの連続した日でありながら、まったく異なるように感じることができます。元日の日の出、朝食、第一声、最初の投稿、LINE、最初に聴く音楽…と、毎日存在することでも、特別な気がします。昨日と同じにも関わらず、です。

年に一度のこのタイミングは、世の中の特別な雰囲気を追い風に、私たちは生まれ変わることができるんだと思います。昨日までの自分とはお別れし、新しい自分になりやすいんだと思います。そして恐らくそれは、1月1日だけじゃなく、仕事始めや始業式など公的に新年を迎える日、つまり今年は本日1月6日の方も多いでしょう、今日から何か変えることができる日なんじゃないかと思います。
昨日の自分が〇〇だから、去年の自分が〇〇だから、もうこれはできないとか、あれは届かないとか、人はけっこう無意識にも考えてしまいがちですね。でも実はほとんどのことはそんなことない。「思いたったら吉日」とはよく言ったもので、昨日がどうであれ、今日からの自分がなにかできたりしちゃいます。そういう経験ありませんか?

この日本におけるお正月の「節目感」って、長年かけて醸成された文化なんでしょうね。すごい発明じゃないですか。
まあでも、実は、毎日あるどの「今日」だって、自分次第では節目にできるんですよね。やりやすいのが、1月1日だったり、今年でいえば今日だったりするだけで。毎週来る月曜だってできるはず。

今日もありがとうございます。楽しい1週間を!

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