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"VideoDance"という新たな表現形態

note77日目。

世の中のダンス公演はほぼ自粛という形をとっている。
(中にはもう劇場で開催している公演もあるが)

オンライン上でのダンス公演を企画しているところもある。

神楽坂セッションハウスが企画している、「セッションオンライン劇場」というもの。
非常に興味があり、出演者側で是非出させていただきたいものだ。
東京に行くのはやはり怖いけれども。

今の時代、ビデオを通してダンスを鑑賞することはなんらおかしいことではなくなってきている。

ただ、以前よりビデオとダンスを融合させたジャンルは存在していた。
その名の通り、「videodance(ビデオダンス)」と呼ばれるジャンルだ。

日本においてはあまり発展はしていない気のするジャンルではあるが。
ただ、日本の大学でも授業として取り扱っているところもある。
東京造形大学だ。

 本学の映画専攻領域では、今年度、日本で初めて「ビデオダンス」を学ぶ授業『ビデオダンス演習』を新設しました。「ビデオダンス」を大学の授業で専門的に扱うことは、世界でも数少ない事例です。

非常に興味深いものが行われているなんて最近まで知らなかった!
2020年の開催を待ち望むばかりである。

ビデオダンスは、おそらく海外ではそこそこ人気があると思われる。
日本ではあまり聞かない言葉であったし、「ビデオダンス」という言葉が出来たのはもちろん海外なので、以前から着目されていた分野であることがわかる。

VideoDance Festivalというサイトもある。

このVideoDance Festivalは世界中どこからでも作品を提出することが可能らしい。
2017年から始まっていて、去年の1月にはブラジル、フランス、スペイン、オーストリア、イタリア、アルゼンチン、オランダ、メキシコからのエントリーがあり、およそ8万回の視聴に達したとのこと。

まあここに日本がないあたり、いかに精通していないかがわかる。
そして、こんな感じの作品が送られてきているらしい。

これは2019年1月に行われたフェスの受賞した作品なのかな?
たぶんそう。

日本からでも全然作品投稿できると思う。
まあこのフェスはブラジル発祥で、ポルトガル語になってるからちょっと読むのが難しいけれども。
安定のgoogle先生にお世話になりました。

劇場にこだわり続けることは大事だと思う。
ただ、生のダンスとはまったく違った表現形態としての「ビデオダンス」は、今後ダンス界に新たな局面をもたらすのではないかと思う。

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