見出し画像

【読書】ビジネス書は1冊を繰り返し読むか?1回ずつ何冊も読むか?

「1冊を何回も読むべき?何冊も読むべき?」

本noteを読んでいただき誠にありがとうございます。

今回は、ビジネス書は1冊を繰り返し読むべきか、それとも1回ずつ何冊も読むべきか、という疑問について意見を言っていきます!

これは私も初めは悩みました…

いきなり結論を言うと、どっちも正しいです!

しかし、この2つの読み方にはメリット・デメリットがあります。
自分に適した読み方について正しく理解するべきだと思います。
そのことについて解説していきます!

それでは見ていきましょう!!!


◆ 1冊を繰り返し読む

* 1冊を繰り返し読むメリット *
☑ 短い期間で基礎知識が定着する
☑ お金がかからない

☑ 短い期間で基礎知識が定着する

同じことを何回も繰り返すことで、早く正確に行動できます。

読めば読むほど1回あたりの読み切る時間は短くなり、知識も長期記憶として定着します。

同じ言い回しや文を繰り返し読むことによって、自然と頭に知識が入ります。

また、同じカテゴリーなら、時代の変化を除けば、基礎知識はそこまで大きく変わりません。

何冊も読んで違う言い回しよりも、1冊の同じ言い回しの方が理解するのに時間がかかりません。



☑ お金がかからない

ビジネス書は1冊1500円前後…いきなり何冊も買うとなると抵抗がある人が多いです。

また、自分が欲しい情報が書かれていなかった場合、お金の無駄になってしまいます。

しかし、1冊ならネットで調べたり、書店員に聴けば自分が欲しい情報が書かれている本を見つけることはできます。

もし違っていたとしても1500円前後、そこまで痛手ではありません。


* 1冊を繰り返し読むデメリット *
☑ 知識に偏りが出てしまう
☑ 他の本を否定的に見てしまう

☑ 知識に偏りが出てしまう

1冊でカテゴリーの全てを理解することは不可能です。著者によって専門分野が違います。
そのため、基礎は共通していることが多いですが、特定の分野に知識が偏ってしまいます。



☑ 他の本を否定的に見てしまう


ずっと読んでいた本をベースに考えてしまい、他の本の考えが違っていたら、否定的に見てしまいがち
です。

まずは著者の考えを尊重しましょう。

そこから自分が実際に経験していくことで何が正しいかを判断していければいいのではないでしょうか?


◆ 1回ずつ何冊も読む

* 1回ずつ何冊も読むメリット *
☑ 学んだことを多角的に考えられる
☑ 副情報を多く学べる

☑ 学んだことを多角的に考えられる

情報は多角的に見ることによって精度の高い情報になります。

情報社会になった今、精度の高い情報は複数見ないと判断しづらいです。

何冊も読むことによってどの情報が正しいのかを客観的に見ることができます。



☑ 副情報を多く学べる

何冊も読む最大のメリットはこれだと考えています。

副情報とは、著者が伝えたいこと以外の情報です。

具体例や話の軸に著者の専門分野が用いられることが多々あります。
これらの情報は貴重です。思ってる以上に。

ネットで調べてみてもなかなか見つからない情報なんです。

自分の知識として身につけることができれば、周りの人との差別化することができます!


* 1回ずつ何冊も読むデメリット *
☑ 内容が被ることがある

☑ 内容が被ることがある

特に基礎内容は、時代の大きな変化がない場合は本ごとに大きな違いはありません。

同じ内容を違う言い回しで書かれているので、知識として定着するまでに時間がかかり、解釈の違いが出ることもあります。

例を出すと、経営戦略の本には、ほぼ100%と言っていいほどサウスウエスト航空の事例が出ます。もちろん、好事例でわかりやすいから。
ですが、どの本も言い回しが違うだけ内容は全く同じ。

1冊を何回も読むよりはお金あたりの充実度は間違いなく下がります。


◆ 結局どっちの方法で読んでいけばいい?

❖ 大多数の人は1冊を何回も読むべき
❖ 経営者や管理職は1回ずつ何冊も読むべき

❖ 大多数の人は1冊を何回も読むべき

私の意見は圧倒的に1冊を何回も読むべきだと考えています。

理由は、

☑ 時間とお金を節約できるから

本を読むのは時間がかかります。

今では、動画サイトや要約サイトで本の内容を一部分ではありますが知ることができます。

しかし、内容の充実度を考えると1冊読んだ方が圧倒的に情報量が多いです。

ですが、働きながら本を読むのは慣れていないと難しいですよね…

ましてや何冊も違う本を読むとなると、1冊を読むスピードは変わらず、前に読んでいた本の内容は忘れてしまいがち…

1冊を繰り返し読む方法なら、1回目で本全体を把握し、2回目以降は1回目よりも早く読むことができ、繰り返すことで知識を定着することができます。

これはメリットで先程解説しました。

しかし、その1冊を正確に選ばなければいけません。

そのためには、自分が何を目的として買うかを明確にしましょう。
これは、ビジネス書を買うにあたって重要な考え方です。

優先順位を決め、今の自分に一番足りていないことをはっきりさせましょう。

それを解決するための内容が書かれている本を選べば、デメリットで解説した知識の偏りは注視しなくて済みます。

お金も1冊なら1500円前後なので大きな出費にはなりません。

必要な情報を正確に速く学ぶ、そのためには1冊を繰り返し読んだ方が効率がいいです!

1冊を理解できたら同じ方法で次の1冊、こうして積み上げていくべきです!


❖ 経営者や管理職は1回ずつ何冊も読むべき

一方で例外があります。
会社で重要な職を担う人たちは1回ずつ何冊も読むべきです。

具体的に言うと、経営者、管理職です。

先程もメリットとして解説しましたが、何冊も読むと副情報を知ることができます。

見方を広げるうえで、この副情報がヒントになることがあります。

変化の激しい時代の今、従来の戦略では効果が限定的になっています。
その中で少しでもアイデアのきっかけとなるものを四六時中探していますね…

他の業界の取り組みを自社の業界に取り入れたら成果につながったということがあります。

何冊も読むことで、様々な考えをインプットし、それらを仕事に活かすことができるかもしれません。

自分が知りたい情報を学びつつ、仕事の成果につながるヒントになる考えを学べる、何冊も読むことでこれらが可能になります!


◆ まとめ

1冊を繰り返し読む、1回ずつ何冊も読むのはどちらも正しく、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で自分に合う方法でやればいい。

私の意見としては、

❖ 大多数の人は1冊を何回も読むべき
❖ 経営者や管理職は1回ずつ何冊も読むべき


◆ 終わり

最後まで読んでいただきありがとうございました!!!

まずは1冊をきちんと理解する、これが理解するためにも読書を続けるためにも重要だというのが私の考えです。

もちろん慣れてきたら他のビジネス書にも挑戦してみてください。

自身の経験上、及び読書法に関する本を何冊も読んだ上で言えるのが、7冊を読みこめばおおよそそのカテゴリーを理解するのに十分です。

基礎本2冊、中級3冊、専門2冊、この内訳です。
まずは基礎本を1冊繰り返し読むことがいいと思います。

知識の土台をしっかり作り、そこから考えを広げていく方が効率よく学べます。

これだけ読んであとは実践して試行錯誤した方が圧倒的に速く成果につながります!

自分に合ったやり方でビジネス書を読んでいきましょう!!!

それではまた次回に!!!

☟ 編集部おすすめに選定記された記事 ☟

☟ 他の投稿記事 ☟

☟ Twitterアカウント ☟


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?