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【書評】「年収1000万円」起業への道 田舎に住む専業主婦も、地方の看護師も、シングルマザーのWEBデザイナーもできた!


「会社で働くのはもう限界…でも起業なんてできるのかな…」


本noteを読んでいただき誠にありがとうございます。

今回は…ビジネス書書評第6弾!!!

今回紹介する本はこちらです!

年収1000万円、夢の話ですね…
ですが、この本を読めば近づけるかもしれませんよ…

それでは見ていきましょう!!!


◆ この本を選んだ理由

❖ 会社で雇用される働き方に限界が近づいてきているから

なんとなく感じていますよね…
人口減少による人手不足で1人当たりの仕事量が増えてます。

にもかかわらず働き方改革による残業規制も本格化するため今まで以上に働かないといけません。

起業生存年数が30年と言われていたのに最近では15年程度になるといわれています。

つまり、時代の変化が早くなっていていつ倒産するかわかりません…

また、満員電車で通勤、家に帰ってもご飯食べてお風呂入って寝るだけ…
そんな働き方に疑問を持つ人が私の周りにも増えています。

会社に雇用される以外の働き方も考えなければいけない現状。

違う働き方の中に起業があります。

自分が経営者となって社員を雇ってオフィスを構える。ですが初期投資だけでも莫大な資金がかかり、失敗したら借金を抱えてしまうのでは…

そんな不安があると思います。
ですがこの本を読むことでそんな考え方を変えられる、そう感じました。

起業について正しく知り、自分の好きなことを仕事にしてほしい
、そう思ってこの本を選びました!


◆ こんな人におすすめ

❖ 自分の好きなことを仕事にしたい人
☑ 趣味や長く続けていることがある子育て中の主婦
☑ 会社での仕事だけではこの先不安なサラリーマン
☑ 就職するほどやりたいことが見つかってない学生


◆ 概要

専業主婦の方でもやりたいことを仕事にできる、それがこの本で伝えたいことです。

著者は専業主婦をしていました。
ですが、とあることをきっかけに学習塾を始めることに…そこから様々な事業を立ち上げ、実績を出していきました。

スモールビジネスを1人で起業する。

起業することは今では参入障壁が低くなっています。

お金をあまりかけずに起業することができるようになりました。
そのため、専業主婦でも起業できる、そう述べています。

しかし、何から始めたらいいか…

1人で起業するにあたって、欠かせないツールがSNS。

広告代わりにSNSを活用することを推奨し、集客方法を紹介しています。

また、個人で起業するにあたって、SNSでの情報発信は信用を得るためには欠かせません。

自分はどういう人で何ができるか、これを無料で発信できるからです。

起業初心者の陥りやすい失敗や起業するにあたっての注意点を年収1000万円稼げる人と稼げない人の違いで紹介。

年収1000万円を達成した人の事業を紹介しています。

この本は専業主婦向けに書かれておりますが、個人で起業を考えている方、副業をやりたい方も読んでみていいかもしれません!


◆ 著者の経歴

* 小室尚子 *
☑ 元専業主婦
☑ 2005年 学習塾Terakoya  Kids   設立
☑ 2014年 母勉アカデミー   主宰
☑ 2015年 ビジネス講座   開設
☑ 2016年 日本親勉アカデミー協会   設立


◆ 学んだこと

❖ ペルソナの設定に時間をかける

ペルソナとは、理想の顧客像のことをいいます。

ターゲットが一般的に使われていますが、それよりもより具体的なイメージです。

マーケティングでは、商品やサービスを提供する前に、理想の顧客像を決めることで商品やサービスの戦略を具体的にすることができます。

全ての人が満足する商品やサービスは事実上作るのは不可能、仮にできたとしても経営資源はかかりすぎます。

経営資源はヒト・モノ・カネ・今では情報や知的財産も含まれますね…
これらは有限であるため、ペルソナの設定はかかせません。

著者はそのペルソナの設定を時間をかけるよう解説していました。

なぜなら、初めの方向性を正しく決めなければ時間も経営資源も無駄になってしまうからです。

初めに目標を決めることで他にやるべきことが自然に決まっていきます。
目標と真逆の方向に進んでも目標達成できるわけありませんよね…

何事も初めが肝心です。
ここが正しく出来ているかどうかでその先のことが決まります。
少し慎重すぎるくらいがちょうどいいのかもしれません…

それに、ペルソナは1人の人だけに提供するというわけでありません。

ペルソナの設定に似た背景の人も顧客になりやすいから設定するのです。

そのため、初めのペルソナの設定で方向性が違ってしまうと、似た人も顧客になってしまい、顧客として定着しなくなります。


◆ 実践すること

❖ ニーズあり・信用なしの非ペルソナにはリーチしない

著者はペルソナをニーズと自分への信用のマトリックス図で4つに分類してます。

もちろん、ニーズあり・信用ありがペルソナであるのがベスト。

ペルソナをイメージして売り込むのですが、それだけだとやはり顧客は増えません。
そのため、顧客を広げる必要があります。

その中で手を出していけないのがニーズあり・信用なしの人物。

この人たちは買えれば誰からでもいいのです。
これは、個人事業主として起業する人には要注意人物です。

ただでさえ初期投資費用を抑えなければいけないのに、買えれば誰からでもいい人は顧客にしてる余裕はありません。

まずはペルソナを入念にリサーチして設定する、そしてニーズあり・信用なしの人はリーチしない、これが個人事業主で起業するには大切だと感じました。


◆ 終わり

最後まで読んでいただきありがとうございます!!!

個人に仕事が集まる時代がもうすぐそこまで来ています。

自分に何ができるかわからない人が多いです。

ですが、自分にしかできないことは必ずあります。
この本を読んで少しでも自分の好きなことを仕事にしていきましょう!

それではまた次回に!!!


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