イライラする感情をコントロールするには

こんにちは!諒設計アーキテクトラーニング
「心理・カウンセラーの資格取得講座」担当スタッフです。

自粛生活が続いていることで、
イライラしやすくなったという人は多いのではないでしょうか。

イライラする、カッとするというのは、
身体的にみると交感神経の働きが優位になっている状態です。

周囲の状況に敏感に反応し、
いつでも行動に移れるように「攻撃姿勢」をとっているのです。

よく「頭に血がのぼる」といいますが、まさにその通りで、
イライラしているときには心拍数が増加し、
呼吸も速くなり、場合によっては頭痛がする人もいるでしょう。

イライラしやすいのは、本人の性格と思われがちですが、
そのときの身体状況に着目すれば、
ある程度は自分自身でコントロールすることが可能なものです。

まず予防として、
普段の生活にリラックスする機会を取り入れていくことがあげられます。

イライラしがちなのは、多忙時や気がかりなことを抱えているときなど、
心身ともにゆとりのないときが多いので、
少しでもストレスを発散しておきたいものです。

ストレス解消法は人それぞれにある程度は持っていると思いますが、
もし付け加えるとすれば、イライラとは逆の副交感神経を
優位にさせるものを取り入れていくことがよいでしょう。

たとえば、食事中や入浴中、ゆったりとしたストレッチなどがそうです。
呼吸が深くゆっくりになり体のどこかに特に力が入っていることもなく、
心拍数も落ちついているはずです。

次にイライラしてしまった時のコントロール方法ですが、
まずはいったんその時行っている動きを止めましょう。

そして、鼻からゆっくりと息を吸って
口から細く長く吐き出すという呼吸を何度か行います。

イライラしている時は体の重心が頭のほうに移動しているでしょうから、
重心がお腹にあるというイメージを意識します。

そして座っているなら、
椅子にもたれている背中や大腿の密着感にも意識を向けてみます。

イライラしている時は動きも焦ってせかせかした感じになりますし、
話すときも早口になりがちですので、
全体的に自分の動作をゆっくりにしていきます。

このようにすることで即席にリラックス状態を作ることができます。

無理矢理イライラを抑えようとするのではなく、
イライラする感情から意識を別のところにもっていくことで、
コントロールすることができるようになりますので、
イライラした時にはぜひ試してみてください!

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