太ったワンちゃんが増加傾向、ダイエットで健康に

こんにちは!諒設計アーキテクトラーニング
「ペット・動物・生き物の資格取得講座」担当スタッフです。

今回は、「ワンちゃんのダイエット」についてです。

ひと昔前では、ワンちゃんが太るのは避妊や去勢手術後の
ホルモンバランスの乱れによるケースがほとんどでしたが、
今ではご飯やおやつのあげすぎによって太っているケースが多いようです。

人間と同じように、ワンちゃんも太ることで健康被害が生じるものです。
特に心臓や呼吸器系、骨・関節の病気になりやすいです。

太っていると、心臓は全身に血液を送り出すために
より多くの力が必要になるので、心臓に負担がかかります。
呼吸回数も増えますので、呼吸器の病気を発症しやすくもなります。

また、体重が増えることで骨や関節に負荷がかかってしまいます。
特に骨格が小さい超小型犬や、胴が長いダックスなどは、
骨や関節に負荷がかかりやすく、腰椎ヘルニアなどに発展することも。

加えて、生活習慣病になると、一生薬が必要になってしまいます。

ワンちゃんが美味しそうに食べている姿が好き、、、
可愛さのあまりついついおやつをあげ過ぎてしまう、、、
少し太っている方が見た目に健康そう、、、

このような気持ちや考えも分からなくはないのですが、
ワンちゃんが太るとワンちゃん自身が辛くなりますし、
結果的に飼い主さんがワンちゃんを苦しめていることになるのです。

ですから、日頃から太らないように気を付けて、
動物病院で肥満気味、肥満といわれている場合には、
ダイエットに取り組むようにしましょう。

ダイエットの方法についてですが、
太っているワンちゃんの飼い主さんのほとんどが、
おやつをあげ過ぎていると思いますので、
まずはおやつを小さくして最小限にしてあげてください。

おやつを小さくすれば回数はそのままでも、満足感が維持できます。
そして少しずつ回数を減らしていき、
できれば「ご褒美」として良いことをした時だけあげるようにしましょう。

ご飯は人間と同様、炭水化物をたくさん摂取すると太りやすくなります。
ワンちゃんは炭水化物はそれほど必要ではないので、
穀物を中心としたご飯から「たんぱく質」中心のご飯に切り替えます。
急にご飯を変えると精神的なストレスがかかることもありますから、
徐々に切り替えてあげるのがよいと思います。

また、同じ量を1回や2回与えるよりも、
3回、4回と回数を増やしてあげる方がワンちゃんに満足感が出ます。

散歩や運動を増やしてあげることも大切です。
ただし、結構太っているワンちゃんの場合には急にハードな運動をすると、
心臓や骨、関節に負担がかかってしまうので、
急な運動は避けて散歩の距離を徐々に伸ばすようにしましょう。

ただし、人間もそうですが、ワンちゃんも急なダイエットは禁物です。
1週間の減量は体重の0.5~1%以内にとどめ、
無理なく健康的にダイエットを行っていきましょうね。

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