良いストレスと悪いストレス

こんにちは!諒設計アーキテクトラーニング
「心理・カウンセラーの資格取得講座」担当スタッフです。

日本は特にストレス社会と言われ、
ストレスに悩んでいる人は非常に多いですよね。

ストレスが全くない生活をしたい!と思う人がほとんどだと思います。

でも実は、悪いストレスだけでなく良いストレスもあるのです。
もちろん、多くは悪いストレスで、
たとえば、痛み、疲労、不安、恐怖、仕事や勉強の忙しさ、
人間関係のトラブル、近親者の死、離婚、リストラ、借金、
満員電車、子育ての悩みなど、
いわゆる体や心を苦しめるのは全て悪いストレスです。

生活していく以上、このようなストレスはつきものです。

その一方で、たとえば大きなプロジェクトをまさかれるとか、
将来の夢の実現するために試験を受けるといった時に生じるストレスは、
その人にほどよい緊張感を与え、
時には驚くほどの集中力を発揮させてくれることもあるのです。

このような場合の受けるストレスというのは、
それがある種の力となって前進させてくれるというわけです。

また、全くストレスがない状態だと、
思考能力が落ちたり、だらけたりするようになってしまいます。

最近では対人関係などに嫌気がさしたりして、
家にひきこもって何もしない生活を送る人が増えてきています。

そのような人にも色々な背景があると思いますので、
当然ながら否定するわけではありませんが、
何もせず全くのストレスがないと、
身体的にも精神的にも悪い方向に向かってしまう可能性があります。

たとえば、何か行動する時には、少なからず体が疲れますし、
行動によっては緊張したりしますよね。

こういった多少のストレスを日々受けることで、
活力が出てきたり、やる気や思考力の向上などにつながるのです。

ただし、かなり強いストレスを受けてしまっている人の場合には、
少しのストレスでも辛くなってしまうものです。

そういう時には、
ストレスが全くない状態で十分に休養することが必要となります。

いずれにしても、ストレスは完全悪というわけではなく、
良い面もあるということを知っておきましょう。

ストレスが全くない生活を送っている人で、
体がだるいとかやる気が出ないといった場合には、
少しストレスを受ける行動をとってみるのもよいかもしれませんね。

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