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「これをやると必ず命を縮める」300年のロングセラー古典が断言する「それでもやってしまう」本当の理由

「長生きしたい」という概念は、もしかしたら現在と300年前では、ずいぶん違っていたのではないかと想像してしまいます。昔は今のように科学が進歩していないから、未知なことがあまりにも多かったはずです。「人はなぜ死ぬのか」ということに対する考え方もきっと違っていたことでしょう。

それでも、これをやると寿命が縮まるということは、昔も今もどうやら同じみたいです。

長生きすれば毎日のように新たな発見があり、できなかったことができるようになる。こうなって初めて学問や知識を深めることができるのだ。だからこそ養生に努め、何としても長生きしなければならない。養生の道を極めようと固く心に誓えば、寿命は延ばせる。

健康長寿は金儲けや立身出世よりたやすい
欲に負けると長寿の道を踏みはずす
怠惰なキリギリスより勤勉なアリであれ
自分に嘘をつくな
我慢できないのは心が弱いからではない
体は中と外からむしばまれる
栄養を与えすぎると体が弱る
楽は苦の種、苦は楽の種
怒りと欲求は養生の大敵である
心は静かに、体は動かせ
養生は健康な胃腸から始まる
食事は諸刃の剣
脂っこいものを控え、肉は少しだけにせよ

13項目ありますけど、あなたはいかがですか?

養生訓というより、普通に生きるための教訓ですよね。私がこの中で一番気になるのが「栄養を与えすぎると体が弱る」ですね。つい先日、このテーマで書きました。

現代社会においては、これを一番正さなければならないのかもしれません。食べることがエンタメとなっていますから、食べないという選択肢はきっとないことでしょう。

さて、この中からあなたは何を学びますか?

【栄養過多による病気が注目された時代のベストセラー】として今読まれています。

超訳 養生訓 病気にならない体をつくる/貝原 益軒 (著), 奥田 昌子 (編集)




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