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ワーキングマザーの負うハンデ

早いもので、核家族ワーキングマザー歴、5年目になりました。

私は27歳で結婚し、30歳で第一子出産、33歳で第二子出産し、それぞれ約1年間の産育休を取得しました。

出産前までは、頑張ればバリバリ両立できるはず!と根拠のない自信を持っていましたが、復帰後にその自信は崩れ去り、ただただ降りかかってくる目の前の課題をこなし、必死で走り続けるのみでした。

少し育児も落ち着いてきた今、ワーキングマザーの何が大変なのか?何故大変なのか?どうしたら改善されるのか?を考えてみました。

ワーキングマザーの負うハンデ

1. 睡眠不足・疲労感

1歳前に復帰する場合は夜間授乳をしていたり、その後も夜泣きをしたりで、まとまって眠れない場合が多いです。育休中なら子供に合わせて昼寝できますが、復職後は慢性的な睡眠不足が体にこたえます。私は下の子が3歳になるまで、計5年半、朝までぐっすり寝たことがありませんでした‥。

夫と寝かしつけを分担できると望ましいですが、お母さんがいい!と言われることも多く。休日に子供達を散歩に連れて行ってもらって寝たりしていました。夜間授乳はなるべく復帰前には減らした方が良いなと痛感しました。

2. 風邪をひきやすくなる

子供が保育園からもらってきた風邪が親にもかかり、風邪をひく頻度がアップします。子供の看護をしながら養生できるはずもなく、無理しながら仕事をしていくうちにこじらせます。。

自分が体調を崩しても最低限生活が回るよう、食材宅配や家事代行を頼んでおくと良かったです。

3. 一人時間が減る・リフレッシュできない

産後は一人で自由に使える時間が取りにくくなります。私は平日は寝かしつけ後(寝落ちしなければ)に1時間(ストレッチしたりゆっくりお茶したり)、休日は最低2時間(近所のカフェに行く)、自由時間を持つようにしています。

夫が休日にゆっくり寝ていると、不公平感が出てきやすいです‥。

できるだけ自分がご機嫌でいられるよう、リフレッシュしたり休んだりしています。心に余裕がないと子供にイライラしてしまいやすいので。

4. 昇進の遅れ・評価の低下

私の場合、育休中だけでなく産休に入る年や復帰した年(年度途中)も、評価がノーカウントになりました。私は2人出産して、同期に比べて3年昇進が遅れました。残業ありきの職場では時短勤務や定時勤務で圧倒的な成果を上げるのは難しく、評価も下がりがちです。これまで仕事を通じて評価されてきただけに、自己肯定感が下がりやすいです。

何のために働くのだろう?‥お金のため?評価されるため?昇進のため?制約がある中働かせてもらってるだけでありがたい?とぐるぐる考えました。単位時間あたりのアウトプットや、生産性向上させる工夫を評価されるとモチベーションが上がりました。

5. 年収の低下

復帰した年はボーナスがつかなかったです。また、時短勤務している場合も年収はダウンします。夫婦間で年収差が拡大するため、夫に比べて稼いでないし、家事育児をやらなくては、自分が働くことを制限した方が合理的、という思考になります。

家事代行やシッターを活用したり、在宅勤務することで、時短を外し仕事のアウトプットや年収を上げるという方法もあります。

いつまで大変なのか?

下の子が3〜4歳(朝まで起きずに寝られて、一人でトイレに行けて、意思疎通できるようになる)になり、ある程度楽になってきました。

小学校入学後は勉強や精神面でのフォローが出てくるのかな?と思います。


ワーキングマザーはたくさんのハンデを負いながらも必死で働いています。その中で工夫したこと、気づいたことは、次のワーキングマザーの助けになるかも。これからも発信していきます!


共働き家庭が両立生活を楽しめるよう、活用させていただきます。