見出し画像

地方大学生のぼやき#22「つながりを見せるカルチャー」

僕はこれまでの大学3年間を振り返って、してきたことといえば音楽・小説・雑誌・漫画・アニメ・映画・ラジオ・テレビ・お笑い・エッセイ・ゲーム実況などのカルチャーコンテンツにひたすら触れるという生活を送ってきた。

これらコンテンツに触れてきた理由はいくつかあるのだが、まずは自分が救われたいという欲求からである。常に自分の周りには不安が付きまとっている。多分、誰しもそうなんだろうけど、僕の場合気にしなくてもいいことを常に考えてしまうネガティブマンであるため、常に救済を求めている感覚がある。

その時に、これらのコンテンツは僕の心を一時的かもしれないがたくさん僕を救ってくれた。そして、たくさんの自分が好きだといえる作品に出会った。これは僕の3年間の中で掛け替えのない財産だといえる。逃避だと捉えることもできるが、僕はこの作品や媒体に触れていなかったらどうなっていたんだろうと時々考えると恐ろしい気持ちになるので出会って良かった、自分の行いは少なくとも間違いではなかったと心から言える。

そうしたカルチャーに触れていく中で、時々それらのカルチャー同士が思わぬところで融合し合う瞬間である。

先日、GINZAかPOPEYEどちらかを読んでいた時に「あっ!」となったのだが、昨年の夏に観た「サマーフィルムにのって」という映画の監督である松本壮史さんが紹介されているページがあった。僕は、「サマーフィルムにのって」を観ていたので、興味深くそのページを読んでいると、この方は「ENJOY MUSIC CLUB」というHIPHOPグループのメンバーだということをその時知った。僕は、映画を見る以前から「ENJOY MUSIC CLUB」を好んで聴いていたので驚いた。また、僕が「ENJOY MUSIC CLUB」を知ったきっかけが「住住」というバカリズムさんや若林さんが出演していたドラマの主題歌だったので、思わぬところにつながりがあるのだなとなんか感動してしまった。

また、「サマーフィルムにのって」の主演は元乃木坂46の伊藤万理華さんで、彼の所属していた乃木坂46の冠番組のMCにバナナマンが起用されており、伊藤万理華さんの好きなアーティストにGalileo Galileiというバンドがいたり、線と線がつながっていくその様は観ていてとても楽しい。これだけで、雑誌・音楽・ドラマ・映画・ラジオ・アイドルというつながりを見せてくれる。


こうしたカルチャーのつながりを一回図にしてみようかな。そこから派生してまた新たな素敵な作品に出会えるかもしれない。

と、僕は思うのであります。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?