81.自転車旅日記:太郎坊宮へ

こんばんは。


昨日は、滋賀県東近江市にある太郎坊宮(阿賀神社)というところに行ってきました。

旅日記と最後に感じたことを書いていきます。


天候晴れ。自転車日和。午前10時半ころ出発。

家から大体片道20キロくらい。


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看板発見。周りは田んぼ田んぼ。良き田舎の香りと風景。

左を見ると、

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立派な鳥居が待ち受ける。奥に少し岩肌が見える山があるが、その側面に太郎坊宮がある。

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山の中腹に建物が見える。なんか清水寺みたい。テンション上がってきた。

駐車場に到着。隣にはご神田というものがあった。門が渋い。

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諸事情で、本殿まで上がることのできない人のために、麓から参拝できる場所があった。気が利きますね。アングルもぐう。

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ここからのぼります。と要領大きくて、写真が貼れませんのでご容赦を。
たしか階段300mくらい登りました。

途中、森の中で良さげな休憩ポイントがあったので、朝にぎにぎしたゆかりおにぎりを食べていたら、目の前に犬を背負いながら階段を上るおじちゃんが現れました。

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こんな犬用のリュックがあることにまずびっくらぽん。
僕の目の前でおじちゃんも休憩していたのですが、僕の存在など気にも留めず、ひたすら犬に語り掛けています。おじちゃんの世界は犬に覆い尽くされているんだろうな。そこに僕が入り込むスキはありませんでした。

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ファイトおじちゃん。


途中、良さげなお言葉があったので、ぱしゃり。

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答えはひとつではないが、やることはひとつです。
うむうむ。

体力には自信があるが、地味に階段のぼるのしんどかった。
なんやかんやで良き景色。
左下にある小学校(天然芝のグラウンドってすごくない)がお昼休みくらいの時間で、子どもたちのわいわいきゃーきゃー叫んでいる声が山の上までしっかり聞こえてきて、ほのぼのした。コロニ―の鬱憤も溜まってるやろうに。やっぱり子どもが元気に走り回ってるのが良き。

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滋賀県の山系がこんな形で繋がっているなんて全然知らなんかった。


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十二支をまつる道みたいなのがあって、戌年なのでぱしゃり。目え怖い。
各干支の象徴みたいなやつは、恩義。うむうむ。

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外れに赤神山ハイキングコース(赤神山はこの太郎坊宮がある山)というのがあったので、山頂目指してレッツゴー。

20分ほどで頂上へ。


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琵琶湖は見えないけど、比良山系らしき稜線は見える。


さざれ石。ここにきて日本国歌の意味するところが分かってきた気がする。大人になったという事か。

帰りに近くのみたらし団子屋さんによる。
完全にしまってそうな雰囲気やったけど、勇気を出して押しかけてみたら、いけた。
5分間まって焼きたてのほやほやのみたらし団子。
1本80円。移動型営業みたいな感じで、今は彦根のVIVACITYに出店しているらしい。
めちゃくちゃおいしかった。


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待っている間に、見たことのない虫の死骸を発見。蝉?蜂?
ふさふさな毛ある。

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そんなこんなで帰宅。






今まで20年近く滋賀県に住んでいましたが、太郎坊宮の存在を知ったのがつい一か月前ほどでした。こんなに長く同じ土地に住んでいるのに、地元のこと全然知らないんだなということを改めて痛感しました。

今は本当に世界中の地球の裏側の情報も一瞬で手に入れることができ、なんとなく世界や世の中のことを知っているような気がするが、もし、あなたの地元で一番自慢できるところはどこですか?と聞かれたら、自信を持って答えられる人は少ないのではないかと思う。情報グローバル化により、世界遺産など有名で希少なモノが、あまりにも一般化されてしまい。それと比べると自分の地元なんかたいしたことないよ、となっている気がする。たぶん。また、地元のことは長年住んでいるから知り尽くしているし、なんにもないという人もいると思う。でもなんとなく知った気になっていて、実はなんにもわかっちゃいない。そんな自分に気づいているようで、本当のことはなにも気づいちゃいない。僕もそうだ。
でも決してそんなことは無くて、ここは面白くないし、なんにもない、だから遠くへ行きたい、外の世界をもっと見たいという前に、じっくり自分の地元の地図を眺めると、実は自分の近くには面白いものがけっこうあるのだ。


と感じた。



次はどこ行こうかな。

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