68.カッコよいと思う美しさ

おはようございます。

夜中に雨が降ったようで、空気の匂いがいつもと違いました。秋の冷えた朝に合うどこか懐かしいような匂いでした。

昨日もジム&プールに行ってきました。

プールで泳いでいるある中年の女性に目を奪われてしまいました。

めちゃくちゃ綺麗なフォームで平泳ぎをしてました。
けっこういろんな人の泳ぎ方を観察するのですが、今まで見た中で一番美しいフォームで泳いでいました。

観察して良いところを見つけて、自分で実際に泳いでみるという作業をやているのですが、その時は観察ではなく、ただただ見とれていました。周りから見たらただの痴漢に見えていたかもしれません。それくらい目を奪われました。

今でも鮮明にその映像を思い出すことができる。

全く無駄がなかったし、というかそもそもスタイルよすぎるということもあったかもしれません。

泳ぎ方が綺麗だから、スタイルも綺麗に見えるのか、
スタイルが綺麗だから、泳ぎ方も綺麗に見えるのか

おそらくどちらもあって、実際のところは、相乗効果みたいな感じなのだと思う。

そして、なんといってもカッコよいなと思ったのは、淡々と泳いでいる姿。

淡々と美しいフォームで泳ぎ続ける姿が非常にカッコよかった。

勝手にいろんな妄想が出てきた。

きっと良いお嫁さんなんだろうなと妄想した。
きっと人格的にも素晴らしい人なんだと妄想した。
話してみたい気もするけど、ずっと遠くから眺めていたい気もした。

長年の積み重ねでしか発せない雰囲気があったように思う。淡々と泳ぎを研究して、身に着けた型があって、それにはどことなく威厳があるような感じ。うむ、かっこいい。

カッコよいと思う美しさは、

ひけらかす美しさではなく、淡々とした美しさ

だと思った。

世の中には、可愛い人、綺麗な人はたくさんいる。
でもそれが、表に出すぎていたら（もしくは意図的に出していたら）、ださって思う。カッコいいとはあまり思わなくなってしまう。

なかなか美しさやかっこよさの基準を持つのは難しいし、時代や年齢や人によって全然違ってくるものだと思うから、一概に善悪はない。ただ、なんとなく自分の中でかっこよいと思う基準が見えてきたかもしれない。
ほんで、カッコいいと思う人からつかみ取るべきことはめちゃくちゃある。

来週水曜日10時～11時にまたプールいこ。ストーカーやん。