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ストーリーは追えぬ!マヌケが「シン・エヴァンゲリヲン」鑑賞へ

とうとう「シン・エヴァンゲリヲン」を鑑賞。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、とてもよかったと思います。ちなみに私は、これまでのドラマ版や映画など、一通り目は通していますが、その度に、あっというまに記憶をなくすにわかファンです。なので今回は、もはや途中からストーリーを追うのはやめました。

それにしても毎回思いますが、こうした映画を観て、すぐに考察系の動画をあげて「うん、うん、なるほど」と言わしめる人たちは本当にすごいと思います。流れていく映画2時間の中で、なぜいろいろと気が付いて、考えて、記憶にとどめておくことができるのでしょうか。

私なんかこの「エヴァ」を3回観ても、何も理解できずによだれをたらしながら、そのときそのときの感覚が過ぎ去っていくだけでく。なんだか目を開けて耳をただ済ませている生物に過ぎません。一方で考察系の人たちは頭の中で自分と会話しているのでしょうか。すでにバックグランドの知識が豊富なのは重々承知ですが、それにしてもすごすぎます。

とにかく何がよかったって、やはり宇多田ヒカルではないでしょうか。今これほど作品と歌手がきれいにフィットする映画はないのではないでしょうか。彼女の歌声が流れた瞬間に、「まあいろいろあったけど(疑問的にも感情的にも)、よかったんだ。これで」と思いました。

というわけで「なにがなんだかわからないけどすごい!!」という感じの映画体験で久々に高揚しました。映画ってストーリーはあまり気にしなくなりました。ショットや音楽、編集がよければいいのです。そんなわけで、この映画、じつは何も知らない人が観てもいいのではないかと思いました。

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