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経営7つの心得 経営者として貫くべきこと

経営者として成功するためには、
多くの課題を乗り越えなければなりません。

競争が激しく、
社会の変化が激しい現代社会において、
経営者は常に新しいビジネスモデルや技術を取り入れる必要があります。

しかし、技術やビジネスモデルだけでは、
経営者として成功することはできません。

いかなる時も
正しい「考え方」が大事だと思います。

経営者としての考え方は、
企業の成長や組織の方向性を決定する
重要な役割を持っているからです。

そこで、今日は!

特別マガジン第3弾!
【河村流】
経営7つの心得 経営者として貫くべきこと

をお話しします。

これらの心得は、私自身が実践してきたことや、
経営者として成功している人たちの話を聞いて得た知見です。

参考になれば嬉しいです!

第1弾「【起業失敗でどん底】しくじり社長が若手経営者のメンターになるまでの軌跡」はこちら!

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第2弾「【河村が語る】夢を叶えるまでの道のり」はこちら!

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【心得1】 何のために事業を行うのか?その目的と意義を明確にする

「起業したい✨」

という若者の声をよく聞きます。

素晴らしいことですから、
どんどん起業してもらいたいですし、

私の周りには就職せずに、
起業した若者が複数います。

私が20代の頃とは大違い(笑)

ネット社会になり、
若者が活用できるリテラシーを持ったことで、

感性を活かすことができる環境が整った恩恵は大きく、起業はしやすくなったとも言えます。

このような世の中で、
自分も起業したいと考える人が増えるのは不思議ではありません。
自分でもできる!と思うことは良いことです。

しかし…

本気でそう思っているのか?
怪しいものです。

それは、
ただの願望かもしれない…

それを知るために、

✅まずは起業してみる

これで良いと思います。

でも、その前に!

事業経営をする上で、
最初に確認してほしいことがあります。

その事業(ビジネス)は何のために行うのですか?

私は、1度目の起業をしたとき、
うまくいきませんでした。
たった2年で閉じました。

起業することがゴールだったと
起業してから気づいたのです。

そんなバカな?
でも、こういったことがよく起こります😵

決して、
事業の目的、戦略、行動を
おろそかにしていたわけではありません。

真の目的を持ち合わせていなかったのです。

何のために起業・事業をするのか?
その目的はどこにあるのか?

事業の目的と意義を明確にすることが大事です。

否、明確にするだけでは足りません。

心の底から、
これだ!このために行うのだ!
と腹の底からエネルギーが沸き上がってくるものでなければ、何かあった時に揺れてしまう。

この力強い事業の目的と意義があるからこそ、
自分だけでなく、周りを動かすものになるのです。

【心得2】 「で、どうする?」常にどうやったらできるかを考える

事業(起業)には絶対はありません。
試行錯誤の連続です。

努力したことが報われないのは当たり前。

それでも前に進めていかなければならないのが
経営ですが、悩みも尽きないのもまた然り。

だからといって、
ダメな自分を責めたところで、
改善はされません。

現状を変えるのであれば、

「で、どうする?」

と行動を変容させる問いかけと、
その実践でしかないのです。

「で、どうする?」
「〇〇したい、〇〇しようと思っている」
「で、どうする?」
「●●する、●●やる」
「そして、どうする?」
「XXする XXやる」
「だから、どうする?」

この「で、どうする?」に対して
出した自分の答えに、
実際に行動できるレベルまで問いかけ続けます。

目指すところへたどり着いた時の
イメージを明確にし、
その時の感情も確認すること!

この自分への問いかけが上手くできない場合は、
人に助けを求めても良いでしょう。

コーチなどに問いかけのサポートしてもらうのです。

私には、メンター(コーチ)がいます。
ビジネスの師匠です。

「で、河村はどうするの?」

と何度も問われ、
悶々としながら、解決の糸口をひねり出してきました。

そして、
「これだ、これをやってみよう!」
とストンと腹落ちし行動へと移し、
何度も危機を脱したのです。

振り返ってみると、
師匠の存在は大きいのですが、

その師匠を活かすのは自分。

つまり、一番大事な、

✅自分はどう在りたいのか

このことについて
自分の心に呼びかけ明確にしておく必要があります。

これがあって、
「で、どうする?」の問いかけは、
「どうしよう?」の迷いや不安からの脱出に効果を発揮します。

【心得3】 今を大事にする、今に集中する

未来をよくするために
未来ばかり見ていていとしたら、
それは得策でありません。

それよりも、今を大事にしてください。

「未来」を考えないということではありません。

未来を思うからこそ、
今を大事にするということです。

私は、未来しか見ようとしない時期がありました。
先の事ばかり考え、今をないがしろにしていたのです。

今に期待できなかったので(上手くいっていなかったので)、
未来に賭けたのです。

結果は当然の如く…言うまでもありません。

今と向き合わずして、明日はありません。
今、なすべきことをやるから活路が見えてくるのです。

今を大事にする!
と何度も心に刻んでください。

【心得4】 自分(自社)の強みで勝負する

ピーター・ドラッカーは、
強みついてこう言い切ります。

何事かを成し遂げられるのは、
強みによってである。
弱みによって
何かを行うことはできない。
もちろん、
できないことによって何かを行うことなど、
とうていできない。

これが正しいとすれば、

✅自分の強みとは一体何なのか?

ここをしっかり理解しておく必要があります。

仮に強みを発揮せずに結果がでた場合、
その結果は、偶然だったかもしれません。

もちろん、運やタイミングは重要ですが、
事業経営をしているのですから、それに期待はできません。

自分自身や自社の強みを活かし、
最大限に発揮することが自己確信につながる

私は、「儲かりそう」と事業を始めたことがありました。

強みを無視して、
「儲かる」を優先して取り組んだのです。
結果は言うまでもありません。

自分の強みを知っているかどうかは、大きな違いをもたらします。
事業を成功させたければ、強みを発揮すること。

強みを発揮しているときに感じる
その気持ちこそが、事を成し遂げる力です。

【心得5】 手法論に翻弄されない、試すことをやめない

結果だけを見れば
上手くいっているようにも見えますが、
そこに行き着くまで試行錯誤の連続です。

何度もあきらめようと思いながら、
続けてきた結果が今の姿です。

いつも、うまくいくとは限りません。
否、うまくいかないことの方が多いですよね。

だから、
経営者は試す人になる必要があります。

これまでのやり方が通用しなくなったら、
何か新しい方法で現状を打開しなければなりません。

あれこれ試してみる…

試すのをやめた時が失敗の時ですから、
粘り強く、試し続ける覚悟を持つことが大事なのです。

ここで気をつけてほしいことは、
手法論(やり方)にとらわれすぎないことです。


手法論にこだわり過ぎると、
結果が付いて来ない場合、人を責めるようになります。

アイツのやり方が悪いからだ!

私は、赤字会社を引き受けた時、
その時の会社の実情を知って愕然としました。

それどころか
絶望感でいっぱいになりましたが、

「会社を立て直すことが私の使命。
試してもいないのにうまくいかないと思うのは
試合放棄しているのと同じだ」

と考え、
心をリセットし再建に取り組みました。

あきらめずに試し続けていると
ある日、神風が吹きV字回復することができました。

【心得6】 企業は人なり、企業文化・風土を大事にする

「会社」さんという人は存在しません。
一人ひとりが集まって組織を成し、それを一般に会社と呼びます。

ここで、考えて欲しいのですが

なぜ、その会社に人が集まるのでしょうか。
その会社に所属したいと思う理由はどこにあるのでしょうか。

成長性?
ビジネスモデル?
安定性?
労働条件?
その理由は様々でしょうね。

でも根底にあるのは、

「価値感のあった仲間と働きたい!」

と思っているからではないでしょうか。

そう信じたい😁

強い組織は、企業文化があります。
その文化・風土に共感した人が集まり、
企業理念や使命が実現されます。

企業の文化・風土は誰が作り上げるのでしょうか?

そう、人です。
そしてきっかけはトップ、経営者です。

"企業は人なり"と言われるのもうなずけます。

感情には伝染力があるから、
企業風土は大事だと実感したことがあります。

ポジティブな感情もネガティブな感情も、
表に現れると周囲の人々に影響を与えますが、

その影響力がどの程度あるのか、
当事者である自分自身はあまり考えていないかもしれません。

たとえば、
会議などでイライラした人(主には上司、そして私だった)が醸し出す雰囲気がどれほどその場を重くさせるか、
社員はみんな知っています。

感情には伝染力があるとわかっていれば、
しかもかなりの強い力があると認識できていれば…

後悔先に立たず。

そうした経験から、
トップとしてのマインド、振舞い、言動に注意を払うようにしました。
それが企業風土になっていくからです。

【心得7】 足(た)るを知り、心を磨く

私は、
もっと家族を幸せにしたい!仲間と夢を実現したい!と思い、
一度目の起業をしました。

当時の意識では、
家族のためであり仲間のためであり、
何よりも事業の成功を願ってのものでした。

しかし、結果から見れば、
自分のため、我よしの行動になっていました。

それは、後から気づくものです。

今となっては、
故稲盛和夫さんのこのメッセージが心に響きます。

経営者が個人のエゴに負けては困るのです。
私たちは自分の心の中に、良心という自分と、エゴという自分を同居させていることを認識する必要があります。

言葉を変えれば、
ピュアな真我と、卑しい自我が同居しているのが我々人間の心なのです。

良心とエゴ、真我と自我が毎日のように、せめぎ合っているのが私たちの心です。

せめぎ合いの中でエゴに心を支配された人が晩節を汚し、企業を潰し、自分の人生を駄目にしていった人たちなのです。

従業員のためにも、従業員の家族のためにも、株主のためにも、お客さんのためにも、物を納めてくれる仕入先のためにも、あるいは地域社会のためにも、国のためにも、立派な経営をしていくことは大変重要なのです。
だからこそ、経営者が個人のエゴに負けては困るのです。

稲盛和夫さん

欲は、時に大きな原動力になります。

一方で、
その欲が欲を呼び、際限なく求めるようになり、
その欲深さに気づきながらも、
自分を正当化するようになったら要注意です🚨

足(た)るを知る…
自分を知ることしか、足るを知ることはできません。

何のための事業経営なのか?
自分の胸に手を当ててその答えを知るようにしてください。

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経営者としての道は険しいものです。

しかし、その道を歩んでいく中で、
たくさんの仲間と出会い、
思いがけない喜びが芽生えるでしょう。

私自身も、多くの喜びを経験させてもらいました。

✅お客様や社員、仕入れ先、株主などのステークホルダーが喜んでくれたこと。

✅社員と深く関わり、成長していく姿を見れたこと。

私が社長を務めていた会社で採用した社員の結婚式
ビジネスの父としても紹介され、嬉しかった…
新卒採用で入社してくれたメンバー
今も仲がいい

✅経営として、戦略がうまくいったこと。

✅仲間と成果を分かち合ったこと。 ・・・

成長や繁栄は、
感謝・愛情・喜びの上に成り立っているなとつくづく感じます。

そして、なにより
人との出会い、ご縁が大事だなと改めて感じます。

結局は誰とつながっているか…
人生は、人との関係性で決まる!と言っても過言ではないでしょう😊

成功する人は、
一度の出会いを大事にする。

そう確信しています👍

最後まで、
お読みいただきありがとうございます!

事業のことや、仕事のことで、
私と話してみたい(話をきいてもらいたい、アドバイスが欲しい)
という方がいらっしゃいましたら、
公式LINEからご連絡ください😊

あなたに合った経験豊富なメンターを
ご紹介することも可能です!

私自身がその役を担うことも
もちろん可能ですし、
お話ししている中でそうなることは
私にとっても嬉しいことです。

メンターのいる経営者は、経営のみならず、
人生の成功率も高いのではないかと思う次第です。

良きメンターに巡り合えますように✨

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