どっちのオオカミですか？

「２匹のオオカミ」という話がある。

ネイティブ・アメリカンに伝わっているものらしい。

『老人が孫に言う。
「誰の中でも二匹のオオカミが争っている。
　一匹は悪いオオカミだ。
　その正体は、恐怖、怒り、妬み、悲しみ、後悔、貪欲、
　傲慢、自己憐憫、罪悪感、恨み、劣等感、嘘、優越感。
　もう一匹は良いオオカミだ。
　これは、喜び、平和、愛、希望、優しさ、慈悲、思いやり、
　寛容、真実、あわれみ、静穏、謙遜、誠意、信義のこと」

　孫は、しばらく考えて聞いた。
　「どっちのオオカミが勝つの？」
　老人は静かに答えた。
　「お前がエサをやった方じゃよ」　』

2匹のオオカミは私の中でもいる。

言わずもがな、後者のオオカミを育てたいと思い、そうできるように意識しているが、

気づかないうちにいつの間にか、前者のオオカミが支配し始めている…

強さな、傲慢、一所懸命、貪欲？

自分の中で芯（真我）をもっていないと、易きに流れる。

どんな自分で在りたいか！

これによって決まる、

どっちのオオカミを育てようとしているのか。