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DXとは〜これからの企業存続に欠かせない取り組み〜

今多くの企業が次世代での存続のため、
DXへの取り組みが強化されています。

これからの時代で企業存続していくには
欠かせないとされるDXについて、本日は
ご説明したいと思います。


そもそもDXとは、Digital Transformation
(デジタルトランスフォーメーション)の
略称です。

トランスフォーメーションとは「変容」
という意味ですので、直訳をすると
デジタルによる変容となります。

これではよくわかりませんね。

デジタルトランスフォーメーションとは、
デジタル技術を用いて人々の生活やビジネス
が変容していくことを意味します。

そのため、単にデジタル化をするということ
ではなく、デジタル技術によってサービスや
製品そのものを進化させていくということが
DXと言えます。

単にデジタル化をして業務効率化を図ることは
「デジタライゼーション」という枠組みになり
ますので、デジタルトランスフォーメーション
はビジネスモデルなども変容させていくという
ことです。


皆さんに身近な例でいうと「Netflix」もDX
の最たる例です。

かつては、レンタルビデオ店でビデオを借り、
自宅のプレーヤーで再生するということが
当たり前の時代でした。

しかし、Netflixなどのビデオオンデマンドは
この当たり前をDXにてビジネスモデル自体を
変容させています。

レンタルは有限ですが、Netflixなどのサブスク
は無限に視聴が可能ですし、タブレット等を
持ち運べば視聴する場所も自由です。

また、Netflixオリジナルの番組の作成など、
コンテンツの幅も豊富です。

完全にかつての「映画鑑賞」という文化は
DXされていると言えますよね。


このように、これからの時代はデジタル技術
の発展で、どのようにビジネスモデルを変容
させていくかということがポイントとされて
います。

しかし、DXを推進していくにはDXを活用
できる人材や、システム開発などが必要と
なります。

しかし、日本においてはテクノロジーの
発展途上と言える国です。

そのため、経済産業省は「2025年の崖」
と表現をして警鐘を鳴らしています。

これからの日本においては2025年以降、
DXを進めるための課題を克服できなければ
世界のデジタル競争に敗れるだけでなく、
様々なサイバーセキュリティ等の損失を
被ることになるとも言われています。

よって、日本はこの数年でDXを推進し得る
体制を整えていかなければなりません。

しかし、ここで注意したいのは単なるIT化
で終わらないということです。

DXと似た言葉でIT化がありますが、IT化は
インターネットを駆使してモノやサービス
の利便性を向上させることです。

そのため、IT化はDXのための手段や道半ば
にすぎないということです。

IT技術などによって、そのビジネスモデル
やサービス等に変容が生まれて初めてDX
と言えます。


しかし、このようなDXの話を聞くと、
一部の大手企業の取り組みだろうと感じる
方もいらっしゃるかもしれませんが、
中小零細企業こそDXに取り組む価値があり、
かつ今後の存続がかかってくると思います。

これだけの情報社会になると、お客さんも
多くの情報収集が可能となり、競合他社との
比較は容易となります。

そのため、これからの時代で競合他社との
差別化を図るためにも、DXに取り組んで
いく必要があります。

例えば、お客さま対応業務の変革として
LINE公式アカウントを一部活用するのも
DXの1つと言えるでしょう。

そのビジネスごとにDXの可能性があるはず
ですので、多角的な視点でDXを検討して
みてはいかがでしょうか。

それでは。

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