許せないを許したい話。

「悪い子の自分を許せないんだね」と言われた。
そう、そうなんですよ。
私は悪い子の私が許せない。
いい子じゃないと許せない。

いい子、の定義はいくつかある。
勉強ができる子。気が利く子。困らせない子。
私ならそこに汚い感情がない子、というのも加える。

汚い感情。
嫉妬、羨望、嫌悪、苦手意識、その他諸々。
私は、こういうものが自分の中にあることが、許せない。

例えば。
言われて嫌なことを言われたとき。
普通なら、そういうことを言う人に対して「うざい」「苦手」「嫌い」といったマイナスの感情を抱くのだと思う。
私だってそうだ。自分を否定されたら、否定した人を拒絶したくなる。
けれど、それができない。
苦手だなって思ってしまうのは、相手じゃなくて私が悪い。
そもそも、胸の中に抱いたもやもやを苦手意識だと頑なに認めない。そんなもの、私のなかにあっちゃいけないから。

けれど、人間というのは清濁併せ持つもので。
(受け売り)
綺麗な部分もあれば、汚い部分もある。
だから、いらいらももやもやも、私の中にあっていい、はず。

わかってる、頭の中ではわかっているんだ。
けれど、許せない。
誰かを許せない自分が、許せない。

難しい。
きらいだな、いやだな。
そういう感情を抱いてしまう誰かと、上手く付き合っていく方法を私は学ばなくちゃいけない。
そのためには、やっぱりまずマイナスの感情が自分の中にあってもいいんだよって、丸をつけてあげる段階を意識的にやっていくようにする必要があるんだろうなぁ…。

今回は、他の人に話して「それはしょうがないよー」ってフィードバックをもらったことでそのステップをクリアした。
ゆくゆくは、自分でできるようになんなきゃいけないんだろうな。

…おっと、ねばべきを使って思考をしてしまった。

この癖もそろそろなおしたい。

生きてきた文脈の違いだから感じ方は人それぞれで、
だからその人にとっての正論が私にとっての正論じゃないこともあるよね~、って、
そう、大人の対応ができるようになるのが目標です。

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