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「第2回漫画倶楽部」開催したよ。ところでなんで「教室」じゃなくて「倶楽部」?

4月21日(土)、第2回漫画倶楽部開催しましたー!

前回はコルクラボメンバーでひっそりと?

いや、20人近くいたから、わりとワイワイとやりましたが

今回は一般参加の5名の皆さんを含め30人以上の皆さんに集まっていただき、前回より少し規模を大きくしてやりました。


基本は好きな漫画(イラスト)を自由に描いて良い場です。

私はそれについて口はだしません。


おいおい!漫画家がいて漫画教えないの?と思う方もいらっしゃると思いますが

それには理由があって、

3月に行われたコルクラボの合宿で「漫画教室」(この時はまだ「教室」)を開いたのですが、私も、あれとか、これとか教えようかと考えていたのですが、いざ、参加したみんなが描き始めると私が教える間もなく、凄い集中力で楽しそうに描いていたわけです。

それを見て、ちょっと新鮮な衝撃でした。

私は職業として毎日のように漫画を描いていて、「ネーム(ストーリー)」を作るのは好きで楽しいのですが、「作画」は自分の絵にコンプレックスもあり、辛いことも多いのです。

だから「描く」=「楽しい」ことをすっかり見失っていました。

そう!描くのは楽しかったんだーーーー!!


ですから「楽しく描く」が基本です。

「描くエンタメ」!


と言っても、それじゃあ、なかなか描きにくい方もいらっしゃいますし

私のようにストーリーを描きたい方もいらっしゃるので

「お題」を決めました。

「嬉しかったこと」を描く。

参加2回目の方は「その嬉しさはどこからきたの?」でした。


前回は一枚絵の方が多かったですが

今回はちゃんとコマを割って漫画にしてくれた方が多かったです。


たぶん、今回は描く前にこういう説明をしたからかもしれません

ちょっと、補足ですが

「しばられないで自由に描く」というのは

私の例でいくと「医療もの」や「サラリーマンもの」の漫画を描く中で

自分らしさを出せるよう作ってきたのですが、

そういう「ジャンル」を取り払いまず素直な自分の感情から描いた方が

より「自分らしい漫画」ができるのではないかという仮説です。

これは私のテーマでもあります。

もう15年近く漫画家をやってますが「自分らしい漫画」って何ぞや?と考えてる毎日です。

オマエのことはいいから本題に戻れ?・・・そうですね。すみません。


参加してくださった皆さんは「自分の嬉しい感情」を素直に描いてくださいました。

ちゃんと、漫画を描いたことのない人たちもこの通り。


私から「漫画を教える」はしませんが

「トーンどうやってはるの?」とか「ここのコマ割りどうしたらいい?」とかという質問はお受けして、技術的なアドバイスはさせていただきます。

もし、描けなかったら一緒に考えます。


というわけで、「教室」ではなく「倶楽部」にしたのは

これは、私の感覚ですが「教室」だと身構えてしまい、「教えてー」の意識が強くなる気がしています。ちょっと堅苦しい感じと言いますか。

「漫画倶楽部」は「みんなで描く」というのも重要なポイントで、

「どうかいたらいいかなー」とか「わかんねー」とか言いながら、

となりの人と話しながら、向かいの人よりうまく描きたいと思いながら

「いいじゃん、いいじゃん」とか「おーーそきたー」とワイワイ一緒に楽しみながら上達するという意味で「倶楽部」にしました。

皆さんが楽しんで漫画を描いててもらうと同時にそこから自分もいろいろ学んじゃおー!という思いももちろんあります。


で、「第3回漫画倶楽部」も開催決定いたしました。

5月27日(日)13時から17時半くらいまで!

今回は一般参加枠も15名を予定しております。

ご興味ある方はスケジュール開けといてくださいね。

応募フォームが出来次第またここでおしらせいたします!


よかったら参加してね~!!


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