加齢の分だけ勉強したい。

日々、ペンペン草より役に立たんと思って生きているのでせめてペンペン草になりたいなー、などと考える日曜日。

最近、よく「いっぱい書いてますね」って言っていただくんだけど（Twitterでの告知が多いからかもしれない）もちろん雑な仕事をしているわけではなくて、人より少し書く体力があるだけな気がする。
20代のとき毎日2〜3万字の原稿書いていたので、たぶんそこで鍛えられたんじゃないかと。
いまもたくさん書いているかもしれないけど、さすがに3万字は書かない。
か
あと単純に仕事をしている時間が長い。ほんと、家事以外だいたい仕事してる。無駄にパソコンの前に座っているだけのこともあるけど。

年を重ねてから余計に実感するんだけど、書いたら書いた分だけ、読んだら読んだ分だけ自分の中に蓄積されるのでやり続けることは大事だな、と思う。
他の仕事のことは分からないけど、書くことは積み重ねでやればやるだけ力になる（もちろん、漫然と書いているだけではダメだけど）。

ちなみに私は一時期、読書をサボったら後々すんごいダメージを食らったので書く２倍読む、は間違ってない気がする。
10代のときの読書貯金は20代で使いきってしまって苦労した…咄嗟に適切な表現が出てこないとか、単語が出てこないとか、よくあった。
そこを反省してから真面目にインプットの時間は取るようになった。もともと本を読むのは好きなので苦にならないんだけど、なんでも習慣にならないと厳しい。
あと、ついお金にならないことを後回しにしがち（自分の健康を含め）。 

年々できないことの多さ、実力不足を思い知るようになったけど、なんでも今から始めて遅いことはないと信じてやるしかないな、と思っている。
あと、年齢問わず、教わる姿勢を忘れないことは大事。加齢によるプライドは損しかしない。知らないことは増えていくに決まってるし、自分が知っている世界なんて本当に狭いもの。
だから、微々たるものだけど、私も聞かれたことはできるだけきちんと答えるようにしている。

ひとつ後悔しているとすれば、若いころにもっと調子に乗っておけばよかったな。若いときにしか乗れないのに。年取ってから乗ったらいろいろ見失ってなくすものが多いだけ。