新生Z世代スタートアップコミュニティが目指すもの

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TORYUMONが目指すエコシステム

本日、学生向けスタートアップコミュニティ『TORYUMON』のリブランディングを発表しました。今回のリブランディングはPARKさんにご協力いただき、実現しています。PARKの田村さんには福岡にも来ていただき、投資先やTORYUMON関係者への入念なヒアリングをベースに、数カ月にわたり、ディスカッションしてきました。田村さんからヒアリングを受けていると、自分が何を大事にしてきたのか、どのような文化を作りたいのか、改めて初心に帰る気持ちで臨むことができました。

本日の発表にもありますが、次回はオンライン開催の予定です。

我々は学生向けスタートアップコミュニティを運営していますが、学生なら全員起業しよう、と言っているわけではありません。学生時代という、自分自身を磨くことのできるモラトリアムは、他に変えられるものではなく、二度と戻って来ない自由な時間です。そして、自由な時間だからといって、遊んで過ごすも自由だし、高い目標を定めて野心を持ちながら過ごすのも個人の自由です。ただ、日本で起業を増やしていくには、学生時代から会社を設立して、スタートアップをしていくことや、学生のうちにスタートアップでインターンする選択肢を拡げていくことについて、非常に価値を感じています。

「学生」にこだわる原体験

私が学生の頃、スタートアップの世界に踏み込むまでものすごく時間がかかってしまっていました。大学4年間という自由に使える時期を会計士試験の受験のため、実務的な経験はほとんど何もせず、過ごしてしまっていました。大学4年生になり、SNSが発達し、同世代の学生たちがどれだけ輝いて見えたことか。中ぶらりんに学生時代を過ごしていたことに多大なるコンプレックスを感じるようになりました。大学の卒業を意図的に1年間延長し、そこからスタートアップの世界にどっぷり浸かろうと決意しました。いまの時代はインターンという選択肢も多く、情報も大量にあり、本当に恵まれていていると感じます。

時代の変わり目にVCとしてできること

今、多くの大規模イベントが自粛している状況の中、我々ももちろん影響を受けています。スタートアップが採用や営業、アライアンスなどを実施していくに際し、新しい出会いを求めることも難しい状況になってきました。すでに、十分な人脈形成をしている起業家にとっては、リモートでも事業推進しやすいと思いますが、新規でこれから起業しようとするスタートアップにとっては苦しい状況です。

しかし、こんな状況だからこそ、コミュニティを持つ我々が求められていると感じており、コミュニティのあり方を大きく見直していくタイミングになってきたんだなと感じています。また、近いうちに新しい発表を行いますが、オフラインで会わなくてもつながっていられるコミュニティのあり方、若い起業家同士の横のつながり、先輩起業家との縦のつながり、そのようなつながりが欲しい時にTORYUMONという場で繋がった仲間たちと戦っていけるような環境を目指しています。

新ロゴと新スローガンについて

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もともと、F Venturesの「F」は私の地元である「福岡」を盛り上げるという意味に加え、「未来」を起業家とともに作り上げていこうという意味でFutureの「F」も含んでいます。 いつの時代も若者たちが未来を切り開いてきたからこそ、若い起業家たちを最大限リスペクトし、支えていくんだ、という想いを込めて、TORYUMONを立ち上げました。

そして、未来を創り出す起業家から学び、また新たな起業家が旅立っていく。そのようなコミュニティにしたいと改めて思いました。初心に立ち返り、新ブランドにもそういった想いを込めています。また、新しいロゴデザインには、できる限り色をつけず中立な場をイメージし、ユニセックスなデザインで男女問わず、幅広く起業家たちが集まってくるコミュニティにしたいという想いを込めています。

「未来は、起業家に学べ。」というスローガンのもと、新しい日本の未来を形づくる起業家が生まれる場をつくっていきます。

メッセージ

>>TORYUMONリブランディングに関するプレスリリース

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