見出し画像

お弁当のアレルギー表示が見えない

今日は、食物アレルギーに関することを書きます。難しいことではなく、スーパーで売られているお弁当のアレルギー表示の貼り方についてです。

私は、子どもころから皮膚科に通っています。昔はアレルギー体質と言われ、今はアトピー性皮膚炎と言われています。子どもころは、卵とか乳製品の制限がありました。しかし、知らぬ間に解除されていました。今、50代も半ばになると、このまま薬を塗りながら最後までアトピーと付き合っていくんだろうなぁ、そんなふうに思っています。

長女のアレルギー

心配したのは、子どもへの影響です。長女が3歳のときにピーナッツアレルギーがあることがわかりました。ただし、ピーナッツだけを避ければ良いので生活に大きな支障はありません。その後、高校2年生のときにゴマアレルギーがあることがわかりました。ゴマへの対応は大変です。

長女にとって、ピーナッツは存在しない食べ物です。味の記憶もありません。しかし、ゴマは違います。アレルギーが発覚するその日の朝までゴマを食べていました。ゴマは日常生活にあふれています。目に見えないところに入っています。

アレルギーによる制限

長女が辛い思いをしたのは、修学旅行です。最近の修学旅行の食事はビュッフェスタイルがほとんどです。学校は、万が一、ゴマが混入するといけないからということで、長女だけ別メニューになりました。さらに食べる場所も別で生活指導の先生と2人で向き合って食べたと言います。

また、家族での外食が限られるようになりました。中華料理はゴマ油を使っているので食べられません。同様に和食も隠し味でゴマ油が入っています。和食も食べられません。ただし、あらかじめ相談をしておくことで多くのお店が対応してくれるので助かっています。

一番困るのは、お弁当や総菜の購入です。特にお弁当は8割がたゴマが入っています。また、アレルギー表示のシールは見づらいところに貼られています。

スーパーのお弁当のアレルギー表示

昨日、スーパーに買物行ったときのことです。お弁当売り場で、ご年配の男性がお弁当を頭の上まで持ち上げようとしていました。しかし、腕や肩が硬くなっていて思うように上がりません。私は、その男性が何をしようとしているのか、なぜ困っているのかすぐにわかりました。そばに駆け寄ろうとしたところでその男性の奥さんがやって来ました。男性は、自分より小さい奥さんの顔の前にお弁当の裏面を見せていました。奥さんは、お弁当の裏面に貼ってあるシールを見ていました。

お弁当には、アレルギー表示をすることが義務付けられています。しかし、表示する場所までは決まっていません。スーパーで売られているお弁当の多くは、お弁当の裏面にアレルギー表示のシールが貼られています。シールを見るためにお弁当を裏返すわけにはいきません。そのため、天高くお弁当を掲げて、裏側をのぞき込むことになります。

年齢とともに体が硬くなって腕は上がらなくなりました。また、老眼で細かい字は見えません。スーパーでお弁当を買うのは大変です。もし、スーパーの人が読んでいたら改善していただけると嬉しいです。

連続投稿1000日まで、あと28日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?