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秋の花火大会

知人に誘われて、花火大会に行きました。

私は、暑さと人混みが嫌いです。だから花火大会には行きません。しかし、今回は秋の開催でさらに会場に入れる人も制限されていました。私にとってはありがたいことばかりでした。おかげで花火に感動して帰ってきました。

青春時代と花火

ちまたの若者は、花火大会に行きたがります。私は、青春時代と呼ばれる時代をアルバイト一途ですごしました。アルバイト先は、江の島の国道134号線沿いにあるファミレスでした。

江の島では毎年、花火大会が開催されます。その日のファミレスは大混雑で、特に花火大会が終わったあとは大変でした。ファミレスは、深夜まで超満員でした。また、深夜になると暴走族が走り出し、混乱は朝方まで続きました。私は、そのような日にアルバイトを休むことは許されず、朝まで働いていました。

私の青春時代に、花火大会はありません。

遠い花火

そのころ、一つだけ花火の思い出があります。ある冬の日、横浜の港の見える丘公園のはずれから、遠くに見える小さな小さな花火を見つけました。ディズニーランドの花火でした。

しかし、そのすぐあとに港の見える丘公園が整備され、花火が見えた場所には立ち入ることができなくなってしまいました。

たった一回の貴重な思い出です。

働き始めてからの花火大会

私は、障がいのある人が利用する事業所を経営を経営しています。今は、理事長をしています。しかし、以前は直接支援をする現場の職員でした。そのころ、事業所の旅行で熱海の花火大会に行きました。

_花火大会

贅沢なことにホテルの部屋のベランダから花火を観ました。写真の日付を見ると、2003年08月29日と記されていました。今回の花火大会は、それ以来ということになります。

秋の花火大会

今回は、湖畔の花火大会でした。目の前で打ち上げられる花火は、視界からはみ出る大きさで、その音は、直接心臓に響きました。

そのときの写真をもらいました。

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私たちの隣に小さなお子さんを抱っこしたお父さんが座っていました。そのお子さんが花火が上がるたび、「わっー花火大会みたい」と喜んでいました。そんなにぎわいも嬉しいです。

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そのお子さんが突然、「ギャーあぶない!」と叫びました。右手から飛行機が飛んできました。お子さんは、花火と飛行機がぶつかると思ったようです。

花火を上から見下ろしてみたいです。しかし私は、飛行機には乗りたくありません。あきらめます。


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