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カラオケが嫌い

カラオケは、現代の子どもにとって、なくてならない娯楽文化です。しかし.私は、カラオケが大の苦手です。また、もしカラオケという文化がなければ、私は、今とは別の仕事についていたかもしれません。

高校生の次女は、夏休みが2週間しかありません。その夏休みもあと1週間です。特に目立った思い出も作れず、終わってしまいそうです。本人は、「あぁ、カラオケ行きたい」と毎日つぶやいています。今の状況を考えると「行って来な」とは言えません。また、カラオケ嫌いの私は、子どもの気持ちを共感することもできません。とにかく私は、カラオケが嫌いです。

カラオケが流行り始めたころ…

私は、歌がヘタです。人前で歌を歌うなんてとんでもないことです。小学校の音楽のテストから苦労していました。また、カラオケがあるお店の空気も苦手です。このカラオケ嫌いが、私の就職に影響しました。

私が就職をしたのは、1980年代半ばです。ちょうどカラオケ文化が広がり始めた頃でした。誰もが会社の宴会でこぞってカラオケを求めた時代です。

職場実習の打ち上げで…

私は、学生のとき、大きな障害者施設で実習をしました。その実習の最終日に、施設の職員さんが打ち上げに連れて行ってくれました。そのお店にカラオケがありました。それが私のっての初めてのカラオケでした。

当時は、まだカラオケボックスがなく、スナックと呼ばれるタイプのお店にカラオケがありました。カラオケの機械は、8トラックという大きなカセットテープから、レーザーディスクが主流になり始めたころでした。

小さな事業所に就職をした理由

私は、どうしてもこのカラオケとそのお店になじむことができませんでした。これから社会人になり、こういうお付き合いをしなければいけないのかと思うと憂鬱でした。そのため、大きな施設への就職をやめて、職員同士の付き合いが少なそうな小さな施設に就職をしました。

もし、カラオケという文化がなかったら私の就職先も変わって、その後の人生も大きく変わっていたかもしれません。

カラオケボックスでライブを楽しむ

最近は、カラオケの文化も変わりました。年齢層は大幅に若返り、集団から一人でカラオケボックスに行くのも流行っているとのことです。また、カラオケボックスには巨大なスクリーンがあり、カラオケボックスにおき入りのアーティストのライブDVDを持ち込んで楽しむというのも流行っていると聞きました。このライブを楽しむというのは、少しひかれます。

カラオケボックスの換気も良いようです。いつか、ライブDVDを持って一人で出かけてみようかなぁ、と思います。

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