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赤い羽根共同募金(重要性と課題)

10月になると、赤い羽根共同募金が始まります。私は毎年、街頭に立って大きな声を出します。しかし、今年は、コロナの関係で大幅に縮小です。

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私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。私の社会福祉法人も、赤い羽根共同募金の支援を受けたことがあります。

私たちの収入は、障がいのある人たちが事業所やその他サービスを使った分だけ請求をすることができます。またその報酬額は、制度で決まっています。大きな儲けはなく、巨額な貯えもありません。このような事業者にとって急な多額の出費は大きな痛手です。

赤い羽根の支援

以前、事業所の裏山が崩れかけてきたことがあり、大がかりな工事が必要になりました。また、利用者の状態が急変したり、ご家族の事情で送迎ができなくなり、送迎車を増やさなければいけないことがありました。そのときに赤い羽根共同募金の支援を受けました。

また、赤い羽根共同募金で集まったお金が使われるのは、私たちのような福祉事業所だけではありません。募金されたお金の7割が募金をしてくれた人たちが住む、町、町内会の支援に使われます。

最近は、住民同士が支え合う食堂と呼ばれる事業、高齢者の皆さんが運動や脳トレ、カラオケなどで集うサロン、子育て真っ最中のお母さんお父さんの情報交換の場、精神疾患をお持ちの人たちが社会復帰のきっかけとして集まる会など、あらゆる世代の人たちを支える活動に使われています。

また、災害時の緊急支援にも使われます。今、自然災害が増えているので、赤い羽根共同募金は貴重な財源になります。

募金活動

赤い羽根共同募金は、毎年10月1日から翌年の3月31日までを募金期間として、さまざまな募金活動が行われます。募金活動は、街頭や地域イベントでの募金、町内会での集金が主です。今年は、コロナの影響で、街頭や地域イベントでの募金が縮小されます。

私が活動する地域では、毎年、駅周辺に区内の事業所を利用する障がいのある人たち、そのご家族、支援者が集まり街頭募金をしています。しかし、今年は、代表者数名が無言で立ち、呼びかけは録音した声を使って実施します。淋しいです。しかし、仕方がありません。どこの地域でも、規模が縮小されて実施されます。ご協力いただけると嬉しいです。

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赤い羽根共同募金の課題

最後に、赤い羽根共同募金の課題を書きます。募金の使い道は共同募金会のホームページで見ることができます。しかし、共同募金会のホームページが複雑で、なかなか募金の配分先を見ることができません。

共同募金に限らず、募金は、募金が必要だということを伝えるだけでなく、募金が何にどうのように使われたかを伝えることが重要です。残念ながら、今の共同募金会のホームページはそこが弱いです。私は、事業に関わる者の一人として、そこの改善をお願いしていきます。

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髙橋良壽(たかはしりょうじゅ) 1965年06月28日生まれ アドラー心理学に出会い、人生の後半を楽しくすごしています。 社会福祉法人クローバー理事長。 ちはる塾おとな学部おとなの研究コースに所属。

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