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仕事のこと

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2020年6月の記事一覧

はきものをそろえる

はきものをそろえる

私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。今は、理事長です。しかし、最初は現場の支援者でした。またさらにその源流は、学生時代のファミレスでのアルバイトにさかのぼります。

ファミレスのアルバイトで学んだこと私がアルバイトをしていたのは、中華のファミレスです。江ノ島を中心に数店舗のお店があり、そこで数年間、お世話になりました。おかげで、最後は店長代行をさせてもらっていました。そのと

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ホームページリニューアル公開

ホームページリニューアル公開

ホームページをリニューアルしました。

私は、社会福祉法人クローバーという法人を経営しています。周囲から、お尻を叩かれ、やっとやっとホームページの全面リニューアルを終わらせ、公開することができました。

お尻をたたかれて…最初のころは、利用者のご家族からお尻を叩かれました。しかし、やがてあきらめらて、何も言われなくなりました。また、関係機関からは「新しい情報をいただけますか?」と言われるようになり

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法務局で受けたVIP待遇

法務局で受けたVIP待遇

社会福祉法人は、毎年6月末までに、前年度の資産状況を法務局に登記することが義務付けられています。今日、資産登記をしてきました。これで、やっと2019年度が終わったことになります。

社会福祉法人を作る私は、社会福祉法人を経営しています。今年で15年目になります。今でも法的な手続きでは戸惑うことがあります。それでも法人を作った当初に比べれば少しは成長しました。その一例が法務局とのやりとりです。私は、

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法人の名前

法人の名前

私は、社会福祉法人を経営しています。今日は、私の法人の名前の由来をnoteを書きます。

社会福祉法人を作る法人の名前は、社会福祉法人クローバーと言います。法人ができて15年が経ちました。

社会福祉法人クローバーは、4つの小さな無認可事業所が集まってできた法人です。その無認可事業所の中には、昭和60年頃から活動をしている事業所もありました。私は、そこで平成元年から働いています。

また私は、法人

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利用者同士の物のやりとりの支援について

利用者同士の物のやりとりの支援について

私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。法律では、私たちのような事業者は、利用者の人権に配慮した支援をするための措置が義務づけられています。私の法人では、月に一回、担当者と人権に配慮した支援を実現するための話合いの場を設けています。(今はオンラインです)

今回のテーマは、利用者同士で物をあげたりもらったりすることについてです。

善意のはずが悲しい結果に…利用者同士で、物をあげたり

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給食 今昔物語

給食 今昔物語

私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。事業所の中には、日中にサービスを提供する日中活動事業所があります。そこでは、軽作業や、創作活動、外でのポスティングなど、さまざまな活動があります。昔は、給食づくりという活動もありました。

今の給食今、事業所の昼食は、厨房で調理専門のパートさんが給食を作ってくれます。みなさん、事業所の地元の方々ばかりです。パートさんがいてくれるおかげで、決めら

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今年の旅行は?

今年の旅行は?

最近、利用者の皆さんに聞かれて困っていることがあります。

答えに困る質問私は、障がいのある人が利用する事業所の経営をしています。小さな小さな事業所がいくつかあります。その事業所を巡回していると利用者から聞かれます。

「髙橋さん、今年の旅行どうするの?」

事業所の旅行私の法人では、毎年、事業所ごとに旅行に行きます。規模としては、10人から20人ぐらいの人数で4、5回に分かれます。それ以上の人数

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声のかけ方、タイミングに気をつける

声のかけ方、タイミングに気をつける

障がいのある人の支援にかかわる仕事に就いて、30年以上が経ちます。長く続けている分、いろいろな経験を積み、多くのことに慣れました。そのかわりに、この世界でしか通用しないような常識をたくさん持っています。その常識を見直していかなければいけないと思っています。

私たちの仕事のひとつに、トイレの支援があります。とくに外活動の前にはトイレに行ってもらうような声かけをします。しかし、その支援方法は、客観的

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なぜ、はたらくのか

なぜ、はたらくのか

今日は、本を紹介します。約10年前に出版された、「なぜ、はたらくのか - 94歳・女性理容師の遺言 -」という本です。

この本は、加藤寿賀(かとうすが)という女性の半生と生き方を綴った本です。加藤さんは15歳から94歳まで、ただひたすら理容師として働きつづけました。その加藤さんが、働くとはどういうことかということを、自分の半生になぞって話してくれます。

社会福祉法人を経営する私は、障がいのある

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動画を使ったPRにチャレンジ

動画を使ったPRにチャレンジ

動画を撮る練習をしています。私が経営する社会福祉法人のホームページで公開するための練習です。

福祉サービスの選び方私は障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。法人にはいろいろなタイプの事業所があります。その中に、平日の日中に受注仕事や創作活動をする事業所があります。高齢者のデイサービスに近いようなサービスです。そこでは、定期的に新規の利用者を募集します。

福祉サービスは、サービス

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名刺を渡す・アポをとる

名刺を渡す・アポをとる

昨日、新しい契約がありました。

私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。その中に、相談支援事業所があります。障がいのある人やそのご家族からの相談を受けたり、障がいのある人ご本人が使うサービスの計画等を立てるのが仕事です。そこで新しい利用者と契約することができました。

福祉サービスを提供するにあたり、新しい利用者と契約をするとき、もしくはその利用者が利用する事業所を訪問する際に気を

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情報誌の休刊/ネット活動を本格化させねば

情報誌の休刊/ネット活動を本格化させねば

困ったことが起きました。

突然の知らせ私は、障がいのある人たちが利用する福祉事業所を経営しています。事業所では、利用する人の状況やご本人の希望に応じて、いろいろなメニューを用意しています。その中の一つに情報誌(フリーペーパー)のチラシ入れとそのポスティングがあります。その親会社から、情報誌休刊のお知らせが届きました。

情報誌は月に2回、情報誌とそれに折り込むチラシが別々に届きます。最近、届くチ

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絶対に安全運転

絶対に安全運転

障がいのある人たちが利用する事業所を経営しています。

私たち支援者の仕事は、利用者の生活や日中活動の支援、相談、それらの基となる計画の策定です。これが法律に基づく仕事です。しかし、これ以外にも比重がおかれる仕事があります。それが車の運転です。受注活動をしていると、納品等の業務で、利用者を乗せて運転をします。また、毎日の送迎があります。

送迎サービスの実情私の法人では、朝、夕とも3~4ルート、送

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食事中の密を避ける

食事中の密を避ける

障がいのある人たちが利用する事業所を経営しています。コロナの影響で日中の事業所の利用者は、一時、2/3程度の利用でした。それが、やっともとの人数に戻りました。

私たちの事業所を利用している人たちは、送迎車を使う人だけでなく、一般の交通機関を使う人がいます。そのため不特定多数の人と接触をします。利用者の中には、感染すると重篤化する恐れがある人や、通院をすることが難しい人がいます。そのため、非常事態

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