No.1 このnoteが、あなたの成長の踏み台となるように
〜 1日0.2%の成長で起こせ! 静かなる自分革命 〜
<はじめに>
私は今、都内にある自治体に勤めています。
そして、自治体の仕事って、とても、とても大事なものだな、と思っています。
だからこそ、その大事な仕事を担う職員の人たちには、生き生きと仕事をしてほしいな、そう思ってもいます。
でも、周りを見渡してみると、自治体職員の多くが日々の業務に追われていて、一所懸命に働いているけれど、どこか盲目的になっている(ならざるを得ない)状況が生まれてしまっていることに気づかされます。
自治体の仕事はこれからも難しくなっていくし、量も増えていくのかもしれません。そんな中でも、一人ひとりの自治体職員が前を向き、自信を持ってこの大切な仕事を担っていくためには、知恵を得ながら成長し続けていくことが、とても大事です。
今日、私はこのnoteを始めることにしました。
私は、部署異動が早くて多くの職場を経験しながら、たくさん考えて、試行錯誤してきた過去があります。
私がこれまで考えてきたこと、試行錯誤してきたことを、正解だなんて押し付けるつもりは毛頭ないけれど、これを読む自治体職員が、考え、成長するための“踏み台”くらいには値するものだと思っています。
自治体職員の成長を本気で支援しようと思ったら、とても片手間にはできないな。数年前からそのようなことを考えるようになり、そして、私は自治体職員という身分を離れて独立という道を選び、このnoteを書きはじめることにしました。
今日は2020年3月28日。
退職まで、あと数日です。
これから、このnoteを続けていきます。
一人でも多くの自治体職員に、このnoteを“成長の踏み台”としてもらえるように。
<仕組みを創っていく、という大切な仕事>
あなたは今、自治体で働いているのでしょうか?
あなたは今、どんな仕事をしているのでしょうか?
私は窓口業務をしたり、ケースワーカーとして一人ひとりの対人直接支援をしたり、スポーツイベントを仕掛けたり、コミュニティづくりに携わったり、企画部門で総合計画策定に関わったり、財政部門で予算査定をしたり、教育委員会で学校教育計画を作ったりと、いろいろな部署を回ってきたのですが、振り返ってみれば、どの仕事も「まちづくり」につながり、「まちの中になにかしらの仕組みを創り出す力」を身につけてきたんだな、と思います。
世の中の仕事を単純に、「仕組みを創る仕事」と、「創られた仕組みの中で行う仕事」とに分けたとしたら、自治体の仕事は間違いなく前者になります。
そう、私たち自治体職員は、仕組みを創り出して、まちづくりを進め、一人ひとりの生活を支えていく仕事をしているんですよね。
だから、どの部署にいたとしても、どの業務を担当していたとしても、あなたが個人として、「仕組みを創り出す力」を伸ばしていくことがとても大切になってきます。
もしかしたら、あなたがこれまで所属してきた部署は直接的な仕組みづくりを “たまたま”やらない ところだったかもしれない。
でも、仕事を始めて10年も経ってくれば、多かれ少なかれ「仕組みを創り出せる力」は求められてくるようになります。
もし、10年以上経っているけれど、そんな力は求められていないよ、と思ったとしたら…。
それは、あたなが知らず知らずのうちに「不作為の罪」を起こしているのかもしれません。
それはそれでちょっと恐いことですね。
さて、ではどうしたら「仕組みを創り出せる力」って伸ばせるのでしょうか。
そのために、すぐに始めるべきことであって、一番大事なことを一つだけ言うとしたら、
「関心のアンテナを立てるべし」
と私は答えます。
ちょっと抽象的に聞こえますか?
カラーバス効果というものを知っているでしょうか?
朝家を出るときに「今日は赤色に注目しよう」と思って通勤しただけで、日常の中にびっくりするくらい赤色があることに気がついて驚くぞ、という例えでよく説明されるもので、こんな解説がされています。
→シマウマ用語集 カラーバス効果
https://makitani.net/shimauma/color-bath
どんなに良い経験の機会に出会っていても、現場に足を運んでいても、“関心のアンテナ”が立っていなければ、残念ながらあなたは大事なことに気づかずにその場を去ってしまうことになります。
それは、とてももったいないことです。
私はよく、職場の仲間に
「今日の会議で気がついたことってある?」
なんてことを聞いたりします。
別に何か正解を聞いているわけじゃないし、期待している答えがあるわけでもない。
でも、もし仲間が何か素敵なことに気がついたとしたら、それが確実に成長へとつながっていくことを、これまで何度も見てきた実感があります。
「会議資料がとても見やすくて、要点が素早く把握できると議論が先に進みますね」でもいいし、
「順番に全員発言させることは時間がかかるけれど、今日の会議としては必要なことでしたね」でもいい。
「事務局がわざと厳しい意見を言ってもらうよう仕掛けていた気がします」とかもあるかもしれない。
仕組みづくりに直結するものでなくてもかまわないんです。
小さな気づきの一つ一つが、確実な成長をもたらしてくれます。
小さな気づきの積み重ねが、より深い気づき、広い気づきへとつながって、あなたの思考力を成長させ、判断力を成長させ、確実に「仕組みを創り出す力」へと繋がっていくことになります。
少し飛躍しているように感じますか?
私はこれまで実感してきたこと、なんですよね。
<1日0.2%の成長が、一年で2倍の差となっていく>
以前、経済評論家の勝間和代さんがこんなことを言っていました。
小さくとも継続的な改善こそが、結局は大きな変化につながります。
私は毎日「0.2%」ずつ改善していくことをいつもお勧めしています。
例えば、自分の行動習慣を0.2%改善すると、明日の自分は100.2%になります。
これを365日続けると、207.3%になります。
つまり、毎日0.2%ずつ改善していくと、1年後には2倍の変化を達成できるわけです。
勝間和代 『日経ビジネス アソシエ 2010年 1/5号』 より
0.2%の改善なんて、本人としたら誤差の範囲だし、具体的にそれがなんだったかなんて、気づくこともできないものでしょう。
でも、それを信じて続けていったら、一年後には207.3%、つまり2倍になっている。
これって、おもしろいと思いませんか。
これから週に2回程度このnoteを更新していこうと思っているのですが、あなたがこれを読むだけでも、0.2%の成長(改善)になる、そんなnoteにしていきたいと思っています。
読むだけで0.2%の改善になり、あなたの中に(無意識のうちに)関心のアンテナが立ち、それが日々積み重なっていく。
週に2回、読んでいただけなのに、いつのまにか以前より深くて広い思考力が身につき、判断力の精度が上がっている。
そんなnoteにしていきます。
今回の記事では、「仕組みを創っていく仕事」「関心のアンテナ」「カラーバス効果」「1日たった0.2%の成長(改善)が、一年で2倍になる!」なんていうキーワードを書いてみました。
これらの言葉が、新しくあなたの中に取り込まれていったとしたら、0.2%以上の成長には、なっていくのではないでしょうか。
今回は、ここまでにします。
では、また次回お会いしましょう。
自治体職員サポートマガジンについて
こちらの投稿は、主に自治体職員向けにその成長を支援する内容となっており、継続して読むことで、思考力、判断力、実行力の向上に役立ちます。
1ヶ月で関心のアンテナが立つようになり、3ヶ月で思考の解像度が上がる。6ヶ月で視野の深さと広さのレベルが上がり、1年で判断力、実行力に格段の違いが出るようになる。
まちづくりを担う力をつけていきましょう。
こちらのマガジンにまとまっています。
マガジンのフォローをお待ちしています。
「自治体職員サポートマガジン」
https://note.com/ryoji_saito/m/m53582723e9a0
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